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2008.05.19 特集

夏に味わう日本酒 10+1選 適温適度で呑む冷酒

涼冷え15℃ 花冷え10℃ 雪冷え5℃

 夏には冷や(ひや)で一杯やりたい。

 こう一言で言ってみても、一般的な「冷や」が何度であるか、きんきんに冷えた「冷や」が何度かを知る人は多くない。

 日本酒の世界では、常温から冷や酒とされる数段階の温度設定を、実に艶のある言葉で表現する。淡々と数字で温度を指定する代わりに、涼冷え(すずひえ・15度)、花冷え(はなひえ・10度)、雪冷え(ゆきひえ・5度)と呼ぶことから、 五感豊かに酒を愉むように、という粋な心ががうかがえる。

 きんきんに冷えたみぞれ酒(みぞれざけ・0度)だけが「冷や」ではない。そう教えてくれるのは、過去30年間で巡った蔵は全国1200場という日本酒マーケッター・武者英三氏。年間15〜20の酒蔵の相談役として活動し、市場へのプロデュースや商品命名も手がける日本酒の専門家が、冷酒向きの日本酒10本を選定。番外編の「夏の夜のお遊び」偏もおまけにつけて、粋でやんちゃな武者流の日本酒の愉しみ方を指南する。

武者英三(むしゃえいぞう)。日本酒マーケッター。東京・浜松町で名酒のPRセンターを経営。日本酒情報誌「月刊ビミー」編集長を務める傍ら、当オンラインコラム「旨い日本酒」では全国の蔵巡りを色艶のある表現で綴った旅行記「酒の旅人」などを好評展開中。

武者さんのコラム「旨い日本酒」はこちらhttp://otokonokakurega.net/
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