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特集「花より“白玉”団子」 長き時を経て伝わる白玉甘味を堂々と

今年も桜が咲きはじめた。とはいえ、歳を追うごとに何十回も見てきた記憶も甦る。そして、文字通り、花より団子にぐらりとなびいてしまう自分がいたりもする。今回はストレートに白玉団子にスポットを当てた。さらりと食べられる口直し甘味ではなく、見た目のボリュームと食べ応えのある甘味の「白玉」の魅力とは。

日本で白玉が食べられるようになったのは室町時代からといわれている。当時、禅の修行のために南宋を訪れた僧侶、そして日本への渡来僧によって伝えられたとされる。今でこそ気軽に食べられる白玉も、当時味わうことができたのは大名をはじめとするごく一部の人々のみだった。また、淡白な味わいの白玉に、砂糖やきな粉をまぶして食べる方法もこの頃からだといわれている。室町時代から今へ、約500〜700年もの時を経て伝わる白玉甘味。花見ついでに立ち寄れる場所にある二軒の店より、男ひとりで堂々と味わえる逸品を紹介しよう。

写真:斉藤美春

INDEX
白玉が主役の、男の甘味 東京・成城学園前/櫻子 自慢の寒天との融合 東京・門前仲町/甘味処 いり江
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