こだわりナビゲーター
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[本・エンタメ]古本の愉しみ
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植村 達男
子供のころ小児喘息に苦しんだ。学校を休む。それも長い時は1ヶ月以上も。その間をカバーしたのがラジオの学校放送と読書だ。「小学一年生」に始まる小学館の学年別雑誌、「少年クラブ」、講談社「世界名作全集」、偕成社「偉人伝」等々・・・。
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1941年神奈川県鎌倉市生まれ。幼少時小児喘息に苦しみ、学校をしばしば休んだ際の慰みは、本や雑誌、そしてラジオから流れる「学校放送」だった。小学館の学年別雑誌、少年クラブ、講談社世界名作全集、偕成社偉人伝などが愛読書だった。これらの本に親しんだ。読む本がなく、何度も繰り返して読む。父の購読していた文藝春秋の巻頭のマンガやグラビアページも読んだ。ストリップ劇場の楽屋でニヤニヤ笑う永井荷風、シャツ姿の白州次郎(東北電力会長)、漱石夫人の夏目鏡子等の写真が脳裏に残っている。
中学2年の夏、父の転勤で神戸・御影に転居する。高校生の頃から、時々古本屋を覗くようになった。「安く本が買える」というのが、当初の動機。大学の卒業論文は「オーストラリア植民史」で、参考文献を探すために古本屋を歩く。大学卒業後、住友海上火災に入社。趣味の古本屋巡りは、細々と続く。古本を求めて街を歩きまわることは、私の”脳と体”の健康を維持するために不可欠なものとなっている。
日本ペンクラブ会員、日本エッセイストクラブ会員であり、古本や読書に関する随筆を書くことが趣味となっている。
著書に『本のある風景』(勁草書房)他多数。
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