旅・宿・移住

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2008/01/27

モントリオール女性についての考察

アメリカ、カナダと15年以上にわたって住んでみて感じるのが、北米の女性は強いということだ。

「強い」といっても、もちろん「フィジカルに喧嘩が強い」という意味ではなく、気が強いというか、自我が強いというか、英語でいうところの「タフ」という意味での強さである。

10年以上前にロスアンゼルスに住んでいたときのことである。
サンタモニカのエリアにちょくちょく通っていた居酒屋があった。

ある日その居酒屋で僕が一人、遅めの晩飯を食べていると、隣に座ったアメリカ人のシングルマザーに話しかけられたことがあった。

この女性、年のころなら30才前後だが、顔つきには「自分の意思は絶対に曲げないぞ」というアグレッシブな闘志が満ち溢れていた。

驚くべきことに、彼女はなんと1歳くらいの赤ちゃんを隣のベビーシートに座らせて、一人、手酌で日本酒をぐいぐいと飲んでいるのである。

「この人はいったいどういう人なのだろう?」とある種の好奇心は覚えたが、こちらでは初対面の人にあまり突っ込んだ身の上話を聞くのは失礼にあたるので、差しさわりのない世間話をしていた。

しかし彼女のほうから「この子の父親(自分の元亭主)はとんでもないぐうたらだったのでもう別れたのよ」とこともなげに話し始めた。

そして酒が進むうちに「まったく最近は本当にろくな男がいないはね」などと僕にぼやくのであった。

「ろくな男がいない」といきなり言われても、僕はどう答えていいものかわからず途方にくれた。

アメリカの女性はあまりに強くなりすぎて、普通の男では物足りなくなっているようなのだ。

彼女の前の亭主はどんなろくでなしだったのかはわからないが、居酒屋で赤ちゃんを連れてひとり、晩酌をする女性の姿というのはどこかわびしいものがあった。

もちろんアメリカの女性がタフなのは「社会環境の影響でそうならざるを得ないという状況がある」というのは理解できる。

弱肉強食が進んだこの国では女だからといって日本のように「おしとやかに」振舞っていたら、すぐによこしまな男達になめられ、つけいられてしまう。

そういう理由もあって女性でもいわゆる「Fワード」を連発してなめられないようにタフにならなければ生きていけないのだ。

さてアメリカに比べて、カナダの女性は(男性も含めて)一般に人当たりがマイルドな印象を受ける。

特にここモントリオールには品がありフェミニンなかわいさを持ち合わせている女性が多い。(実際、モントリオールは美人が多い街として有名である)






















今僕が通っているフランス語学校への通学途中にモントリオール大学があり、そこの女子大生をちょくちょく見かける。

彼女たちは、日本の女性のように特にブランド品で身を固めているというわけではない。
地下鉄に乗っているような女子大生で高級ブランド品らしきものを身につけているはほとんどいない。

かといって、決してやぼったい服装をしているわけでもない。
それどころか、彼女たちはさりげなく流行を意識して、あまりお金はかけないけれども、いろいろと工夫してスタイリッシュに洋服を着こなししている。

なおかつそれが自然な感じで好ましい。








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