ガーナの酋長のお屋敷で短パン姿のまま撮影許可のお伺い…その顛末はいかに!?
ガーナならではの人々の暮らしぶりを撮影しようとしたら、サホヘン(酋長)の許可がいるという。それではと、訪れた酋長のお屋敷で見た光景にびっくり! 格調高い正装姿の長老がずらり居並んでいたからだ。それにひきかえ、こちらは短パン姿! さてさてその顛末やいかに!?
「いいですか!? サホヘンが口を開くまで、何も喋ってはいけませんよ」。長老のひとりがそう念を押す。ガーナの首都・アクラから北百数十キロのアフォソ村を訪れた時のことである。人口千人にも満たないと思われるその小さな村の写真を撮るのに、村の長であるサホヘンの許可がいるというのだ。居住まいを正し、恭しく酋長のお屋敷の中に入っておったまげた。ガーナの正装である羅紗仕上げのケンテを肩に羽織った酋長一家が、列を成して仰々しく待ち構えていたからだ。瞬間、我が身を振り返って、さっと血の気が引いた。こちらはといえば、短パンにTシャツ姿の超軽装である。これで、謁見の間に出ようというのだから、「ど、どうしたらええねん!?」。

でも、ここまでくれば、もうどうしようもない。覚悟を決めて、「エィッ!」とばかりに足を踏み込んで、哀れな姿を衆目の目に晒してしまったのだ。「酋長の機嫌を損ねて、撮影ができなくなってしまう…」と、少々びくつき加減で顔を上げてみると、意外にも居並ぶ長老たちは皆にこやかな顔。撮影許可も下りて、「良かっ…た。ホッ!」。でも、胸を撫で下ろしたのもつかの間、くだんの長老が謁見終了直後に、「ミスター、今度からは長ズボンちゃんと履いてきてよ!」とのきつ〜いひと言。ガーナならではの村落の暮しぶりを撮影するという筆者の願いはなんとか叶えられたが、それにしても、ほろ苦い取材のスタートとなってしまった。


でも、ここまでくれば、もうどうしようもない。覚悟を決めて、「エィッ!」とばかりに足を踏み込んで、哀れな姿を衆目の目に晒してしまったのだ。「酋長の機嫌を損ねて、撮影ができなくなってしまう…」と、少々びくつき加減で顔を上げてみると、意外にも居並ぶ長老たちは皆にこやかな顔。撮影許可も下りて、「良かっ…た。ホッ!」。でも、胸を撫で下ろしたのもつかの間、くだんの長老が謁見終了直後に、「ミスター、今度からは長ズボンちゃんと履いてきてよ!」とのきつ〜いひと言。ガーナならではの村落の暮しぶりを撮影するという筆者の願いはなんとか叶えられたが、それにしても、ほろ苦い取材のスタートとなってしまった。




