旅・宿・移住

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2007/10/01

マチュピチュまで、所要30数時間。おまけに高山病で頭はガンガン。それでも来て良かった!

成田から30数時間もかけてようやく到着したというのに、いきなりの高山病。それでも、アンデス山中奥深くに眠っていた空中都市マチュピチュを目の当たりにすれば、そんな苦労もどこ吹く風。心の琴線にまで触れるこの絶景を絶対お見逃しなく!


今回の旅の目的地は、南米アンデス山中の古都・クスコである。まずは、成田からペルーの首都・リマまでヴァリグ国際航空で19時間。さらにエアロペルーに乗り換えて1時間でようやく到着というから、かなりの強行軍である。地球の裏側とはよくいったもので、やっぱり南米はまだまだ「遠いで!」。しかも、リマからクスコへのフライトは今どき珍しい有視界飛行とあって、天候の安定した早朝にしか飛ばないというのだ。深夜の0時にリマに到着したというのに、明け方6時過ぎまで空港のベンチで夜明かしするしかないというのだから大変。体のほうは、もうぐったりを通りすぎて、ほとんど無感覚状態である。

さらに、やっとのことでクスコの街へとやってきたとしても、心地よく体をやすめるというわけにはいかない。標高が3310mもあるから、高山病で息はきれるわ頭はガンガンするわで、散々な目にあうのだ。水をがぶ飲みして、深呼吸を繰り返すこと以外対策は何もないのだ。世界100カ国近くを駆け巡り歩いた筆者の記憶の中でも、辛い旅の始まり・ベスト10入りするほどのハードさである。

それにしても、古都クスコは、石畳が実に美しい街で、さすがかつての大帝国インカの中心地だっただけのことはある。100年の歳月をかけて建てられたというカテドラルには、今も300トンもの銀で作られた祭壇があるし、ラ・メルセー教会には、22キロの金の台座に615粒もの真珠と1517個のダイヤが散りばめられるなど、インカ帝国の壮大さを垣間見ることもできるのだ。

だが、広大な領地と豊かな資源を誇ったインカ帝国も、1533年、ピサロ率いるわずか200人のスペイン人達の謀略によって、あっけなく滅ぼされてしまう。彼らが略奪していった金銀宝石の類は、ヨーロッパにインフレを引き起こすほど膨大だったといわれるほどである。






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