ベトナムでは屋台料理・珍味に挑戦!
いよいよ、秋本番。日本ではすっきり晴れ渡った心地よい天候が続いているというのに、ここベトナムは、まだ夏真っ盛り。気温はなんと36度! 湿度に至っては90%というから、いやはや暑いのなんの…。飛行機のタラップを降りた途端、この熱気に圧倒されて、気分は「来るんじゃぁなかった!」と後悔しきり。何とも辛い旅のスタートを迎えたものである。
そんな暑い所へ、いったい何しに行くのかって? 勿論、このくそ暑い最中に、観光地等巡りなどするつもりは毛頭ありません。世界中の郷土料理探求に目覚めた者として、ベトナムならではの食文化を極めるために来たのである。通称ベトナムうどんといわれるフォーをはじめ、ベトナム版お好み焼きバインセオから、果ては犬料理に至るまで、片っ端から食べ歩こうというのだ。ま、早い話が、食べ歩きっちゅうことやね。
まずは、国民食ともいうべきフォーから。ハノイ駅のすぐ近くに並ぶ屋台に駆け込んで、さっそくズルズル。ここでは、牛肉入りのフォーボーがお目当てだ。さっと湯がいた米粉で練ったフォーをプラスチックのお椀にあけ、熱々のスープをジャー。牛肉と刻みネギを散らしたら出来上がり。これに、レモンをぎゅ〜っと絞って、唐辛子とニンニク入りの調味料トゥオンオットをぶち込み、香菜を山盛り投げ入れて食せば、これが結構Good! ただし、麺の方はフガフガと腰もなく少々頼りないが、体力の消耗の激しいこの地では、柔らかい方がかえってお腹に優しくていいようだ。 
フォーの味は、南北で大きく異なるというから、南のホーチミンでも食べておく必要がありそうだ。目指すは、ホーチミンを代表するフォーの専門店フォーフォアである。ハノイよりもひと回り大きい丼鉢に入ったフォーの出汁は、ちょっと甘め。ハノイが関西風の薄味なら、ホーチミンは関東風の濃い味付けが特徴。具もハノイでは見かけなかったモヤシが大量に入っている。味はハノイと甲乙付けがたいが、関西人のひいき目で、ひとまずはハノイに軍配を挙げておきまひょ。




