旅・宿・移住

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2007/03/16

「手作りのウッドデッキで、毎週バーベキューっちゅうのはええで!」の巻

八ヶ岳南麓に、小さいながらも、ついに我が家が完成した。

1〜2階とも各60平方メートルの建坪36坪少々というマッチ箱のような家だが、東京時代の2LDKの狭苦しいマンションからすれば、哀しいかな、これでも、「けっこう広いやん!」と思えてくる。

ともあれ、2002年3月に東京から移転。夫婦と中学1年の長女、小学3年の長男の計4人プラス猫一匹の家族水入らずの田舎暮しが始まったのである。

実際に購入した宅地は100坪だけだが、周囲には、まだ買い手の付かない500坪もの空き地が残されている。そこに、子供が絵に描くような煙突付きの小さな家がポツンと建つだけだから、何とも寂しい限り。

それでも、周囲を見渡せば、八ヶ岳や南アルプスをはじめ、富士山、茅ケ岳などにも囲まれて、眺望は抜群! これだけは、東京にいたら絶対叶えられることのできない光景である。特に茅ケ岳山麓から昇る朝日が毎朝のように拝めるというのは、何といっても、「最高やねん!」。

今ではこの眺望を楽しみながら、10坪ほどのウッドデッキで、毎週末のようにバーベキューを楽しむのが日課だ。

このウッドデッキをはじめ、庭の植樹から芝生張りに至るまで、実は、大阪に住む親父に頼んで、3ヵ月余りかけて作ってもらったものばかりである。

当の本人は田舎に引っ越してきたというのに、相も変わらず貧乏暇無しの境遇で、おまけに、「大工仕事が苦手やねん」とあって、手間のかかる仕事はすべて親父まかせ。

田舎暮しの楽しみは、本当はそんな手作業の中にあるはずなのに、残念というか、これは何とも痛し痒し。それでも、親父の方もそれなりに楽しんでいたようだから、それはそれで「ま、いっか!?」。

すぐ隣に700平方メートル余りの畑を借りたのだが、この手入れも結構大変。元桑畑だった所を開墾し直したのだが、当初は耕耘機もなく、鍬一本で掘り起こしていたものだから、重労働なことこの上ない。

石ころだらけの土を掘り起こすというのは、想像以上に大変だ。

それでも、鍬を振り下ろしてびっしょり汗をかいた後に食べるおにぎりの味は最高! この味が楽しみで、汗水たらしているというのが本音かも。また、草刈り機で土手にびっしり生えた雑草を刈る作業も、単調ながらも無心になれて結構、「面白いでっせ!」。炎天下での2時間余りの作業で汗びっしょりになると、一時的とはいえ体重が2kgも減る。中年のお腹が出っぱりはじめた身にとっては、ちょっぴり嬉しいオマケ付きである。

唯一残念だったのは、楽しみにしていたウッドデッキで真っ昼間から大好きなワイン浸りになるのを断念したこと。何故って、車が唯一の足であるこの地では、一端酒が入れば、その後丸1日中何処へも行けなくなってしまうからだ。ま、酒量もグーンと減って、健康的になると考えれば、それはそれで「ええことや!」と観念するしかないのではあるが…。





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