もうひとつの天国にいちばん近い島『ヴァヌアツ』
オーストラリア・ケアンズから東に約1800km。東側にフィジー諸島を望む南太平洋上に、南北1200kmにわたって80の島々が点在する国、ヴァヌアツ。陸地を全てあわせて長野県の総面積にも満たない小さな島々、日本からの直行便はなく、オーストラリアのブリスベン、ニュージーランドのオークランド、ニューカレドニアのヌメア、フィジーのナンディから空路が確保され、各リゾート地からさらなる別世界を求めて渡る人も多い。
『天国にいちばん近い島』。原作タイトルそのままではあるが、これ以上美しい映画のタイトルに、今もって出会ったことはない。他のどんな形容詞を使うより鮮明に現地の光景を浮かび上がらせてくれる。いまから40年以上も前に、作家・森村桂がニューカレドニアへの旅行記として書いたこの本。20年ほど前に映画化され、大林宣彦監督がその圧倒的な映像美をスクリーンに展開したが、現在に至るまで、そのどこまでも穏やかでいて、深い迫力を秘めたニューカレドニアの景観は、優しく我々を迎え入れてくれる。だが、「天国にいちばん近い島」という強力な看板を掲げるにふさわしい場所は、決してニューカレドニアだけではない。そのすぐ北方に位置するヴァヌアツもまた、その言葉がぴったりとはまる、地上の、そして海上の楽園だろう。

ヴァヌアツの中核を成す島、エファテ島にある最高グレードを誇るホテルが「ル・メリディアン・ポートヴィラ・リゾート」である。メラネシア地方特有の建築様式で建てられたコテージ、空の色・雲のフォルムを鏡のように反射する岸辺にひっそりと建つ水上コテージはぜひおすすめしておきたい。広大な敷地のなかに古来の姿をそのままとどめた熱帯雨林が広がり、豊かに流れる水はあちこちに自然の滝を創り出す。南国とは思えない冷たく清冽な水、そして滝つぼから広がる細かな霧の粒は、太陽の日差しを浴びて火照った体をやさしくクールダウンしてくれる。

エメラルドグリーンの入り江を生かしたプライベートビーチは、一日をのんびり過ごせる至福の空間でもあり、このホテルを代表するレストランから臨む時にはディナーを演出する最高の風景となる。バーの充実度も特筆すべき点であり、電飾ではなく、自然の火の光を中心に演出された不思議な夜の空間は、部屋に戻ることすら忘れさせてしまうほど。どんぐり型の巨大な梁によって支えられた高い天井のロビーも、夜にはさらに幻想的な雰囲気を醸し出す。ホテル内のスパは、ヴァヌアツ古来のヒーリングと西洋の最先端セラピーを融合させた、ホテルのグレードに違わぬ格式・洗練性を持つ癒しの場所。ポートヴィラ唯一の国際カジノを併設し、都会的で賑やかな雰囲気も想像させるこのホテルだが、実際には、限りない静寂が全体を包み込んでいる。


ヴァヌアツの中核を成す島、エファテ島にある最高グレードを誇るホテルが「ル・メリディアン・ポートヴィラ・リゾート」である。メラネシア地方特有の建築様式で建てられたコテージ、空の色・雲のフォルムを鏡のように反射する岸辺にひっそりと建つ水上コテージはぜひおすすめしておきたい。広大な敷地のなかに古来の姿をそのままとどめた熱帯雨林が広がり、豊かに流れる水はあちこちに自然の滝を創り出す。南国とは思えない冷たく清冽な水、そして滝つぼから広がる細かな霧の粒は、太陽の日差しを浴びて火照った体をやさしくクールダウンしてくれる。

エメラルドグリーンの入り江を生かしたプライベートビーチは、一日をのんびり過ごせる至福の空間でもあり、このホテルを代表するレストランから臨む時にはディナーを演出する最高の風景となる。バーの充実度も特筆すべき点であり、電飾ではなく、自然の火の光を中心に演出された不思議な夜の空間は、部屋に戻ることすら忘れさせてしまうほど。どんぐり型の巨大な梁によって支えられた高い天井のロビーも、夜にはさらに幻想的な雰囲気を醸し出す。ホテル内のスパは、ヴァヌアツ古来のヒーリングと西洋の最先端セラピーを融合させた、ホテルのグレードに違わぬ格式・洗練性を持つ癒しの場所。ポートヴィラ唯一の国際カジノを併設し、都会的で賑やかな雰囲気も想像させるこのホテルだが、実際には、限りない静寂が全体を包み込んでいる。





