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2007/07/06

ミクロネシア連邦で体験するゆったりネイチャー&リゾート

グアム・サイパンの南、パラオ共和国から見ると真東となる広大な海域に、下は赤道まで、東西2500kmのなかに600もの島々が浮かぶ国、それがミクロネシア連邦である。南太平洋・オセアニアエリアの総称をミクロネシアと呼ぶことは多いが、国名として「ミクロネシア」が使われているのはこの国だけである。

 ミクロネシア連邦の島々が持っている魅力は、大小様々な環礁に囲まれた静寂のラグーンもあれば、標高の高い霊峰を抱える火山島、そして地殻変動による隆起に由来する複雑で鋭い海岸線を持つ島など、地図で見れば、ひたすら海の色に染まる紺碧のエリアだ。まるで小さなご飯粒の欠片がこぼれ落ちるかのように、小さな島どうしが距離を保って点在しているようだ。


 







日本からミクロネシア連邦の島々への直行便はなく、ハワイやグアムから頻繁に飛行機が飛んでいる。グアムからは一番遠い島へ数時間でたどり着ける。ミクロネシア連邦は4つの州に分かれているが、その西端の州、グアムの南西800kmの場所にあるのがヤップ州である。ここは古くからの伝統が一番息づいている場所。太古の昔から続く首長制度が国の統治制度を遥かに凌ぐ結束力で守られ続け、そのなかから育まれてきた民族文化はファッションや音楽から建築様式、島内産業に至るまで、今なお圧倒的な独自性を発揮している。




 











ヤップ島のおすすめホテルは「パスウェイズ・ホテル」。鬱蒼としたジャングルを想起させる深い緑のなかに、8室のコテージが点在する。手づくりで組み上げられた部屋のぬくもりは、どこまでもあたたかい。部屋を囲む緑、その先に開けた視界いっぱいに広がる海の景色は、時間の経過を忘れさせるほどの異空間であるが、同時に、心の安らぎをフルに提供してくれる最高の自然空間と言えよう。
 
 













ヤップ州の東にあるチューク州は珊瑚礁の楽園。州全体がたくさんの環礁で囲まれ、かつてはトラック諸島と言われ、いまだその名前のほうが有名かもしれない。チューク環礁は、周囲300kmに及ぶ世界でも最大級のラグーン。その魅力は大きさだけでなく、90余りあるほとんどが無人島の小島、そしてどれもが珊瑚礁の創り出した魅惑の芸術作品になっている。真っ白な砂浜の上、わずか10本ほどのヤシの木が生えているだけ。そんな奇跡の島は、何度見ても、どれだけの時間見つめていても飽きない。環礁のなかには多くのイルカ達が泳ぎまわり、この島の幻想空間をさらに鮮やかなものにしている。






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