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2007/06/01

豪州一美しい都市、豪州一美しいビーチ「パース」

 
 夜、日本を発った飛行機が東南アジアの国々を越えて、オーストラリア大陸の上空にさしかかるのは明け方近く。空の上から眺めても、視界の先まで果てしなく続く、荒涼たる赤茶けた大地。日の出とともに、その赤みはさらに深みを帯びたものとなる。そんな幻想的な風景をバックに飛行機が降り立つパースの街は、「オーストラリアのなかで最も美しい都市」と讃えられる、大陸の南西部に位置する 130 万人都市。大陸の南東部に位置するオーストラリアの中心都市・シドニーとはちょうど東西に真反対の位置関係にある。


 このパースという街の魅力を、オーストラリアの他の都市と同列に、物理的なスケールの大きさだけで語ることはできない。市街地の区画づくり、緑豊かな公園の配し方、高層建造物一棟一棟の高さ・デザインに至るまで、全てがパースというひとつの都市のデザイン性を表現すべく、整然たるバランスを保ってそこに存在している。広大なパースの街の周囲をカメラ片手に巡っていると、どこの場所からでも、ファインダー越しに、緑の芝生、悠然と街を貫く川の流れ、その向こうに広がる、自然の山並みを思わせるかのように美しく並ぶ中心部のビル群が、見事な調和をとって映り込んでくる。

 パースの市街地から海岸線までは車で10 〜 20 分ほど。ただ、どの海岸線に出るかは、無数に選択肢が用意されているから困ってしまう。なにせ、茫洋たるインド洋を望むパースの海岸線には、 40 キロメートル近くにわたって、延々と白砂のビーチが広がっているのだ。オーストラリア西部最大の都市がすぐそばにあるにも関わらず、どこまでものどかな、広大な平野に寄り添うようにさざなみを立てる静かな海。ゴールドコーストを始めとする、オーストラリア東海岸の人気スポットのような派手さはない。だが、東海岸では今や味わうことのできない、手つかずの原野と海との素朴なコントラストこそが、究極の美しさとなって我々に迫ってくるのだ。

 
そんなパースの空気感を大切にあたためるかのように、ここにも最高のサービスを提供してくれるリゾートホテル「ランデブー・オブザベーション・シティ・ホテル」がある。部屋数 300 室を超える大型ホテル でありながらも、そうした規模感を感じさせない家族的でフレンドリーなホスピタリティーは、現地に根ざした名門チェーンならではの成せる業か。中国・海南島や上海、シンガポールなどにも進出を果たしているが、ランデブーホテルグループは、あくまでオーストラリアやニュージーランドを拠点とする地場のチェーン。なかでも、このパースにあるホテルは、ブランド表現の中核に位置付けられているようだ。

 









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