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2007/05/25

メキシコ・カンクンに華を添える注目エリア、リビエラ・マヤ

 メキシコを代表するリゾートとして真っ先に名前が挙がる「カンクン」。ハネムーナーが行き先を決める際、タヒチやモルディブとその究極の選択を迫られるほどの魅力にあふれた、カリブ海を望むユカタン半島の突端にある夢のエリア。そのカンクンから海岸線を南に車で50分ほど走った一帯に、最上級の隠れ家リゾートだけがひっそりと点在する楽園、「リビエラ・マヤ」が注目のエリアとなっている。

 リビエラ・マヤは、メキシコのビーチリゾートの格をさらに飛躍させる爆発力を秘めており、ここ一帯に建っている「選ばれしリゾートホテル」は、そのどれもが最高レベルのクオリティだ。その1つが、「パライソ・デ・ラ・ボニータ」だ。同じデザインの部屋が1つもない全室スイートのラグジュアリーホテル。メキシコの著名な建築家自身の理想を凝縮してつくったプライベート・リゾートである。ホテルに一歩足を踏み入れた瞬間から、異国の別荘に訪れた感覚に襲われる。世界中から集められた調度品もバランスよく配置され、広大な敷地にわずか80室の部屋数、眼下に広がるプライベートビーチには日中ですら人影はほとんど見えない。180度に広がるカリブ海、鬱蒼と生い茂るマングローブの緑を見つめながら、バスルームで過ごす至福は何物にも代えがたい。隠れ家リゾートにお約束の「16歳以下は宿泊不可」のアダルトオンリーホテルでもあり、24時間、あらゆる場所・シーンで「大人の時間」を徹底的に演出するホテルのこだわりを目にするだろう。

 「マロマリゾート&スパ」は、現地の建築様式を最大限に生かして建てられたハートウォーミングな隠れ家だ。パライソ・デ・ラ・ボニータがラグジュアリー路線の極みだとすれば、客室数も60室あまり、ビーチの持つ原風景に見事に溶け込んだネイチャーリゾートである。リビエラ・マヤのスパでは最も個性的なトリートメントが受けられると評判の「キナン・スパ」では、泥や土、海水まで含めて現地産の素材にこだわり抜き、それらを最大限に生かしたオリジナルプログラムがこれでもかというほどたくさん用意されている。

 「フェアモント・マヤコバ」は昨年春にオープンしたばかりだが、リビエラ・マヤを代表するリゾートとしてあっという間に認知されるに至った。広大な敷地を持つホテルのなかでも群を抜いて広い敷地面積を誇り、入りくんだラグーンの透明度も極めて高い。散歩しながら一周するにはあまりにも広いホテルだが、それ故に遥かかなたまで続くプライベートビーチの風景も圧巻。隣接するゴルフ場はグレッグ・ノーマンが設計したチャンピオンシップコースで、今年の2月にはメキシコ初の全米ツアーが開催されるなど、話題にも事欠かない。

 カンクンから車で内陸に向かうこと3時間、世界遺産にもなっているマヤの遺跡「チチェン・イツァ」が見守る古代文明の発信地・ユカタン半島で、アイデア・ホスピタリティの粋を結集したビーチリゾートが、再び世界に新たなインスピレーションを巻き起こそうとしている。透明度の高い穏やかな海と360度に青空が広がる圧倒的な開放感が、日常の慌しさを忘れ、心の平静を取り戻させてくれる癒しの空間。自然の響きだけがこだまする静寂が、体を心地よく包み込む。ラテンアメリカならではのエネルギッシュな明るさと、古代から連綿と受け継ぐ文化の豊穣なる香りが絶妙にミックスされた国・メキシコには、そんな感慨に思い切り浸れるビーチリゾートの宝庫といえるかもしれない。





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