旅・宿・移住

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2007/08/25

これからも旅は続きます――。

6ヵ月にわたりお送りしてきた『トライアスロンレースの旅』も、今回でひとまずお休み。

これまで国内・海外でのトライアスロンレースの旅を話してきたが、トライアスロンが縁で訪れることができた場所は、まだまだほんの一部。

一年間で開催される大会数は、日本国内では100レース以上、海外では……それは数え切れないレースが開催されている中、私が今まで訪れることができた場所は本当にわずかである。
そして、まだ私が経験したことのないレースの中には、魅力溢れるものが数多くある。

『トライアスロンレースの旅』最後の今回は、私が今、訪れたいと切望している場所について語りたいと思う。

<北マリアナ連邦の楽園・ロタ島で開催される
                         ロタブルートライアスロン>
ロタ島はサイパンとグアムの間に位置する常夏の島(面積は伊豆大島と同じ位)。
一大観光地であるグアム、サイパンの近くにありながら、未だに開発の手がほとんど入っておらず、鬱蒼とした熱帯の自然が残っている。
サイパンから飛行機で約30分の位置にあるロタ島は、第二次世界大戦の時には1万人以上の日本人が住み、サトウキビの栽培で生計をたてていたそうだ。
島のあちこちには、日本軍の大砲などが残され、放棄された難破船を目にすることもできる。
因みにサイパンやテニアンは終戦時には爆撃等で草木は焼かれて岩山のようになってしまった悲惨な歴史があるが、この島は戦争の被害をほとんど受けていないので、島固有の動植物が今も見られるそうだ。
ここを初めて訪れた人は、日本の近くに、未だにこんな自然が残されていたのか、と驚く人が多いそうである。











そして今から10年以上前、この島を訪れた日本のトライアスロン関係者が、
このロタ島のあまりにも美しい海、豊かな緑に感動し、日本人がトライアスロンを
ロタ島に逆輸入する形で1994年に初めて開催されたのが、
『ロタブルートライアスロン大会』だ。

競技距離は、
Aタイプがスイム1.5km、バイク40km、ラン10kmの計51.5km。
Bタイプがスイム2km、バイク90km、ラン21kmの計113km。
の2タイプ。
毎年参加選手は2タイプ合わせても100名前後のアットホームな大会で、有名なプロ選手も出場はするが全員順位は気にせず、ロタ島の大自然と地元の人達との交流を楽しみながら競技をしている。
出場経験のある友人に話を聞いてみると、
「とにかく海の美しさがハンパじゃなく、まるで宇宙遊泳をしているよう。この海で泳ぐためにお金を払ってきている人がいるほど。」
とのこと。
しかも昨年の大会では『CEOチャレンジ』というカテゴリーができ、最速の社長の座を争う部門で、21名のCEOが参加したそうである。
(ちなみにこのCEOチャレンジで優勝したのは、元ユニクロ社長の玉塚元一さん)

トライアスロン雑誌・TJジャパンでも毎年このレースのリポートをしているが、印象に残るのは、笑顔の選手が多いこと。

そこにはトライアスロンにつきものの
『過酷』というイメージは全くなく、
『遊んでいる』という印象を強く受ける。
その理由は、競技志向ではなく楽しみながらやるという大会のモットーがあるから。
それに加え、身体にも心にもやさしい大自然や、日本人の琴線にふれる風景、そして地元の人達の心がこもったアットホームな大会だからこそ芽生える選手・関係者間の心の交流がみてとれる。

そして、今度ロタ島に訪れることができたら、ぜひ実行したいことがある。
それは”南十字星を眺める”こと。
空気の澄んでいるロタでは、夜空に輝く星の数は日本の数十倍にもなり、銀河の微光星で夜空が埋めつくされているそうだ。
地面に寝そべっているとまるで銀河が目前に迫ってくる錯覚に陥るというのが、体験者の感想。
ぜひ、私も体験してみたい、そして銀河の浪漫に想いを寄せながら…ビールを飲みたいのだ!!

<盛り上がりは世界一!!トライアスロン大国・ドイツ>
世界最高峰のトライアスロンレースは何といっても『アイアンマンハワイ』。
スイム3.8km、バイク180km、ラン42.195kmのアイアンマン・ディスタンスの世界一を決めるトライアスロン界最大のイベント。
そしてこの大会で過去2年、優勝選手を輩出している国がドイツだ。
(2005年優勝のノーマン・スタンドラー選手、2006年優勝のファリス・アルサルタン選手の二人はいずれもドイツ出身。)
オリンピック種目であるショートディスタンスのアテネオリンピックで金・銀メダルを独占したニュージーランドが南半球の雄なら、このドイツは北半球の雄である。

ドイツ人選手のレベルは非常に高く、一般選手でもプロ選手顔負けのパフォーマンスで好成績を出すこともある。

そんなドイツで開催される、
『アイアンマンドイツ』はハワイの出場数を超える2.000人以上の選手と、30万人を超える沿道の観衆に、フィニッシュ地点の地鳴りの様な歓声、そしてレースの模様がドイツ全国で生放送されるなど、盛り上がりはハワイを凌ぐ。
もちろんレベルは非常に高く、この大会で日本人選手がハワイの出場権を得るのは困難なのが現状だ。
しかしこのようなレベルの高いレースに一度出てみて自分を試してみたい!という考えが以前にも増している。 ぜひ近い将来出場してみたい!!





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