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2007/06/25

ニュージーランド・タウポ〜牧歌的な情景が心に残り、日本人の琴線にふれる雄大な自然が魅力の小さな町。

<絶大な人気を誇るアイアンマン・ニュージーランド>
トライアスロンが盛んなNZで開催される『アイアンマン・ニュージーランド』は、1.999年までオークランドで開催されていたが、2.000年からは北島の片田舎タウポに場所が移った。

タウポで開催されるようになったキッカケは、国内随一の大都市
オークランドでは交通規制など大会運営に支障をきたしていた事や、参加選手数が減少していた(1997年に私が出場した時は約600名の出場選手数にとどまった)こともあり代替地を探していたところ、このタウポが立候補した。

このタウポという町。NZ国外ではあまりその名前を知られていないが、周辺にはNZ国内最大の湖「タウポ湖」をはじめ、国内最長のワイカト川、国内有数の地熱地帯と温泉、それに世界遺産に登録されたトンガリロ国立公園など雄大な自然を活かした観光地が沢山ある。
(ちなみに、映画“ロード・オブ・ザ・リング”のロケは全編NZで撮影されているが、その大部分はこのタウポや隣町ロトルア周辺で行われていたそうである。
今ではその撮影地が観光名所にもなっている)

勇気を与えてくれ心に残る雄大な風景、歩いていると微笑み、温かく話しかけてくれるタウポの人達、そして日本人の琴線に触れ、ホッとさせてくれる町並みが魅力のタウポに引き寄せられ、年々出場者が増え、現在では1800名を超える選手が出場する大人気レースに復活した。
(私は1997年、2002年、2003年、2005年と4回出場している)

<アイアンマン気分満喫の大会運営>
レース前後のイベントも充実している。
参加選手が国別にパレードする「アイアンパレード」や「“ハカ”という先住民マオリ族の勇壮な踊り」、「NZの農産物をふんだんに満喫できるカーボ&アワードパーティ」などレース以外の楽しみも多い。 

タウポの住民も、メインストリート沿いの商店に「アイアンマンようこそ!!」の旗やポスターを掲げ歓迎してくれたり、アイアンマンの大きな旗に応援メッセージを書き込んでくれたりと、町挙げて応援してくれる。

ところで余談であるが、パーティでは司会者やサプライズ・ゲストのウィットに富んだトークで場内からは何度も爆笑が起きていた。
その雰囲気は会場全体を一体化させ、選手を一丸にさせるものだった。
そしてもう一つ、久しぶりに感じる爽快感があった。
それは日本の様に辺りかまわず、人の話も聞かず携帯カメラで撮影したり、メールを打つのに没頭する人が居なかったこと。
日本では当たり前の光景が、ここタウポでの経験を通して世界の非常識であることを再認識させられた。 




またそれに加え面白かったのは、大会公式プログラムに
「アイアンマンのちょっとした話」という特集があり、読む者を楽しませてくれること。 

例をあげると… 
(1) アイアンマン共和国
⇒エントリーは40ヶ国以上。参加選手が一番多いのはNZ。それにオーストラリア、アメリカと続き日本は4番目。 
(2) 一番多い都市
⇒エントリーが一番多い都市はオークランド。続いてウェリントン、クライストチャーチ、
4番目に東京と、NZ以外では東京がトップに!
(3)一番多い名字
⇒スミスが一番。続いてテイラー、ウィルソン、スコットだそうである。
(4)職業
⇒参加選手で最も多い職業は医者や看護士を含む医療業界と、アスリートやコーチを含むフィットネス業界が最も多く、金融業界、IT業界、経営者(会社オーナー)と続く。

さすがは陽気なキウィ(ニュージーランド人の愛称、国内に生息する
“飛べない鳥キウィ”が語源)は考える事が違う。
レースには何の役にも立たないが、人を愉しませる術を心得ている。
日本の大会も見習う点が数多くあるのでは!?

次回はこのタウポの魅力を存分にお伝えしようと思う。
ガイドブックにも載っていない、タウポの愉しみ、乞うご期待!!





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