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2007/06/07

愛知・伊良湖(いらご)〜柳田国男は、この地に流れついた椰子の実から日本人の源流を考察した。

『トライアスロン伊良湖大会』は愛知県田原市伊良湖町で毎年9月に開催される人気レース。
出場選手数は900名を超え、選考漏れで参加できない人もいるほど。

<レースは日本屈指の歴史と規模を誇る人気大会>

今年で21回目を迎え、レース距離は2種類ある。
Aタイプ…スイム2km+バイク62.7km+ラン20km トータル84.7km
Bタイプ…スイム1km+バイク40.1km+ラン10km トータル51.1km
私は、近年Aタイプに出場している。

ワールドカップなども開催されなど、トライアスロンが盛んな愛知県の中でも一番の人気を誇る。

この大会の特徴は、「恋ヶ浜(上記写真)や片浜13里などに代表される風光明媚な土地」「メロンやアサリに代表される名産物」それに「大会を支える地元高校生の献身的なサポート」だ。












トライアスロンを通して様々な土地を訪れ、素晴らしい風景に出会ってきたが、この伊良湖には風景の美しさだけではなく、文学的な歴史も刻まれていた。

そして、それは私の様な若造にも興味を持たせる浪漫溢れるものだった。



<湖ではないのに伊良湖?>
まず「伊良湖と言う位だから、湖があるのでは?」と考えるのが普通だが、ここに湖はない。
では何故「伊良湖」なのか?
これが伊良湖に訪れる誰もが感じる疑問であろう。
しかし、その理由を調べる人はまず居ないのではないか?
よって私は調べましたよ!

インターネットや図書館で調べた結果、「伊良湖」の地名には古代縄文語やアイヌ語の語源が残されている、というのである。
ちなみに、伊良湖で最も有名な観光名所「恋ヶ浜(こいじがはま)」の地名には次のような意味が含まれているそうである。
  
 ♦恋ヶ浜(コイジガハマ) koy-us-i-ka  波が郡在するところの上手
                          波がいつもうねっている所

池を鯉(コイ)が泳ぐとうねりを残して行くが“koy”はこの「コイ」の語源だと考えられている。
それでは湖の名前がついた「伊良湖」の地名にはどの様な意味が隠されているのか?

その前に伊良湖岬がある渥美半島には、どのような意味が含まれているのか調べてみよう。

 ♦渥美半島(アツミ)  atuy-muy     海の入り江
「アツイムイ」に近い発音であったが、それが縮まり「アツミ」になったのであろう。
アイヌ語には海を意味する言葉が3つあり、その1つが「atuy」である。
さらに、この「atuy(アツイ)」の語源は下記の通りだという。

 ♦a-tu-y  アツイ  我らがかつての所、旧地   

縄文時代の中期に海が現在より10mも高くなり、かつては大陸と陸続きであった地が、瞬く間に海に沈み住処を追われた人は、地名にその怨念の様なものを残したのだそうだ。

 ♦atuy(アツイ)の意味=海(⇒語源:我らがかつての所、旧地)








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