旅・宿・移住

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2008/10/06

沖縄のきれいに澄んだ海にマリンが還る日…

台風がまたやってきた。今年は意外と台風が少ないなと思っていたのに、13号からたて続けに沖縄めがけてやってくるようになった。

特についこの間の15号は、900ヘストパスカル以上の勢力を維持した超大型台風だった。13号と同じように八重山をかすめながら進路を北北西にとり、台湾で猛威をふるった後、90度直角に東へ方向転換。沖縄本島の北側を通って奄美大島から日本列島へと向かう進路だった。石垣島や宮古島は強風と大雨に見舞われたが、それでも沖縄本島では時折降るスコールや多少風が強い程度で台風はゆっくりと去っていった。

そんな台風の日でも、僕ら「冬の水泳チーム」は毎朝日課のビーチ遊泳(@トロピカルビーチ)をしている。1年も朝泳ぎを続けると、台風の位置によって風向きが徐々に変わるのもわかるようになってきた。

台風が本島から南に位置している時のトロピは、ビーチからリーフへと向かう風。この時はそれほど波がたたないから泳ぎやすい。でも台風が北上していき、本島よりも北に進むと、風向きはリーフからビーチへと逆転する。こうなると、沖では白波が高く立ちあがり(サーフィンには最適!)、その高波のうねりはハブクラゲ防止ネットを越えて、遊泳エリア内にも届いてくる。

沖の方から次々と打ち寄せてくる波で海水がかき回され、底にたまっている緑の藻がきれいに洗われる。海面に無数に漂う日焼けオイルの白い泡も流される。この汚い泡はビーチの公害だ。この泡を見るたびに、観光客のみなさん、サンオイルは使わないで…と願うのである。


上空を飛びまわる台風トンボに見送られて泳ぎ始めると、すぐにたくさんの魚たちが寄ってくる。同じペースで僕のそばで一緒に泳いでくれる。時折、目の前を横切ったり、急にUターンしてきて目が合ったり…。

ひと月ほど前までは、エンゼルフィッシュやダツなど、いろんな種類の魚たちがいたけれど、今はガーラだけになった。みんなどこかに旅立っていったのかな。ちょっと寂しい気もするけど、またいつか帰ってきてくれると信じて待っていることにしよう。

僕ら夫婦が沖縄に移り住もうと思った理由のひとつが、近くに海を感じながら生活したいということだった。二人とも海が好きで、東京で暮らしている時も、ヒマさえあれば、湘南や千葉の九十九里にドライブに行っていた。

その頃は「灰色の砂浜」に座り、潮風を受けながら、いつかは海の近くに住みたいよね、とよく二人で話していたものだ。特に妻は、小さい頃から、「犬と一緒に海辺を散歩するのが夢だった」という。

4年前、沖縄に移住して、当時12歳になったばかりのゴールデンレトリバーの「マリン」と一緒に「白い砂浜」を歩いた時は、「これで夢がかなったぁ」と感激していた姿が、つい最近のことのように思いだされる。





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