モンパチ結成10年の課外活動の集大成が『etc.works』です

♬結成10周年記念アルバムとしてリリースされたのが『etc.works』。このタイミングで、他のアーティストとのコラボレーション曲などをまとめた作品集を発表しようと思った理由は?
キヨサク たとえ相手の作品に参加したとしても、自分たちも半分かかわってるくらいの気持ちで全部やってるし。最初は自分たちの作品という観点でまとめてみるのもいいよね、くらいの感覚だった。モンパチの課外活動というイメージかな。今までやってきた、その他諸々という意味で、このタイトルにしました。
♬トリビュートへの参加曲もあれば、他のアーティストへの提供曲のセルフカバーやコラボ曲もあって。あらためてまとめてみると、けっこうモンパチは課外活動をしてたんだと思ったよ。
キヨサク それも前作の『Daniel』以降なんですよ。そのタイミングでオファーも増えたし、これも流れだと思う。いろいろ挑戦してきてよかった。その時なりの一生懸命が入ってると思うから。これがシリーズ化がして、『etc.works II』とかできたらいいよね。そういう遊び場が作れたのが、結果よかったかなと思う。
♬ジャンルを超えた人たちとのコラボは刺激もあったんじゃない? たがいの個性が交じり合うことで起きる化学反応の結果は、ホント聴いてても楽しいね。キヨサク たぶん相手にはモンパチに求めてるイメージがあってオファーしてると思うから、自分たちにできることを集中しつつ。それぞれバンドの音楽への取り組み方も違うし、そのへんは柔軟にやっていき、かつ自分たちの色も出せたなと思う。作業もアットホームな感じでしたよ。
タカシ もともと友達とか知りあいの流れで、メンバー直のオファーだから。
♬事務所間のオファーだったら、ここまでまとめるのはかなり大変だったかもね。 タカシ これをまとめるのは最初むずかしいかもしれないと言われた。でもいざ動いてみたら、みんな好意的に快諾してくれて。
サトシ あまりにも幅が広すぎて、曲順がどうなるかなって、相当考えました。ラップもあるし、打ち込みもあるし、民謡もあるし。結果、すごくうまくまとまったよね。
ジャンルを超えたアーティストたちとのコラボレーションから生まれた『etc.works』を聴いて思ったことがある。それは、まったく違うジャンルのアーティストと一緒にやったとしても、彼らは決して溶け込んでいないということ。そして他ジャンルの音楽の中で、彼らは自由に楽しみながらやっているということだ。
なにを加えても、やはりモンパチはモンパチなのである。

カフェを出ると、真夏の陽射しが眩しかった。ビルの隙間からは青空に向かって綿菓子のような積乱雲がいくつも立ち上っている。
「8月に沖縄県内の小さなライブハウス・ツアーをやるんですよ。初日の那覇のミュージック・パロディは、高校の時以来だから、もろ10年ぶりっすね」
そう言うと、キヨサクは眩しそうに目を細めた。
※MONGOL800オフィシャルWebサイト http://www.highwave.co.jp





