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2008/06/23

「しおり」は那覇市首里出身。ひまわりのような笑顔のシンガーソングライターです

  17歳から20歳まで。多感なこの時期の女の子の想いを綴った作品たち。初期にくらべると、最近書いた曲は以前とは少し変わってきているという。

 「『Smile』も『君の傘』も『約束』も、以前は歌いたい相手がいて、その人に届けたいと思って曲を作ることが多かったけど、だんだん自分自身に向けた曲が多くなってきましたね。『カナリアの唄』も『スポットライト』もそうです。それに、ファンの人たちの中には『Smile』=しおり=前向きな歌という印象があると思うんですけど、アルバムには失恋の曲とか、『Say Hello』みたいなネガティブな曲もあるんですよ。自分のいろんな面が出せたかな」


 なかでも特に今までのしおりのイメージから大きく踏みだしているのが、「初めて直接恋愛について書いた曲」という失恋ソング「一生懸命 恋をして」。
「これはモロ実体験です。失恋した当時は、詞は書けても、曲までは完成できなくなかったんですよ。あまりに痛すぎて、つらすぎちゃって。あとで立ち直ってから作った曲ですね。私って、意外と立ち直りが早いみたいです(笑)」

 それに、「Say Hello」もまた痛みをともなったリアルソングだとか。
「去年の4月くらいに、ちょうどストリート・ライブの時だったんですよ。好きだった人のお母さんがライブを観に来てくれてて。その時に久々に会って、昔を思いだしてしまって。会ったのはお母さんなんですけど、その人に重ねて。戻りたいけど、戻れない気持ちを、そのまんま書いています」

「今までは、私の歌を聴いて泣く人よりも笑顔になる人が増えたらいいなと思っていたんで、どうしても泣ける歌は自分の中で抵抗があったんですね。でも最近、泣きたいことがあったら我慢しないで、泣いたらすっきりするなぁって思ったんですよ。曲を聴いて、泣いて、聴き終わった後にすっきりとして、前向きになってもらえればいいなぁと。すっきりしたもん勝ちじゃん!みたいな(笑)。そういう曲もこれからは作れたらいいなって思いますね」
 そう言った後で、ヒマワリのような大きな笑顔をみせる。

 しおりの12篇のリアル・ストーリーを収めた『青空』。 梅雨明けした沖縄から、澄みわたる青空のように清々しい「しおり」の歌声が全国に届けられる。






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