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2008/04/14

日本でいちばん早い夏祭り「琉球海炎祭」。1万発の華火が咲いた夜


 「うりずん」といえば、冒頭に書いたように雨が降って大地が潤い始める季節。だから毎年この時期に行われる「琉球海炎祭」は、いつも雨。今日、空は薄い雲に覆われているが、雨雲は見当たらない。どうやら今年は雨の心配はなさそうだった。

 いつも自宅からビール片手に観ていたのだが、今年は東京から観にくる知り合いに誘われて、会場に行くことにした。移住4年にして初めての経験だ。

 夜7時すぎ。まだ薄明るい野外広場で待ち合わせると、知り合いたちはすでに広場に並ぶ屋台のテーブルで、テンプラをつまみにオリオン&泡盛でほろ酔い気分。僕も合流して、“あり、かんぱーい!”(「オジー自慢のオリオンビール」by BEGIN)。


 8時の花火スタートに合わせて、そろそろ腰を上げて、会場へ向おうかな。ものすごい人、人…。主催者発表によると、この夜会場内の入場者数は1万6千人だという。会場の外の広場で観ている人を加えたら、いったい何人が集まったのだろう。

 女優の相武紗季のカウントダウンで、花火のイリュージョンは始まった。リヒャルト・シュトラウス作曲の「ツァラトゥストラはかく語りき」に合わせて、大玉花火が次々と打ち上げられる。

 うっわー。すっげー。まわりから声が上がる。
 かすかなオフショア。ほとんど風はない。だから夜空に咲いた花は、海にも映り込み、きれいな花を咲かせる。
 コブクロの「君という名の翼」や、BEGINの「島人ぬ宝」、大山百合香が歌うモンゴル800のカバー「小さな恋のうた」などに合わせて、絶妙のタイミングで花火が咲く。さらに高知から来沖した「よさこい」のチームと、沖縄の「エイサー」チームが踊りを披露する。
 素晴らしかったのは、華道家の假屋崎省吾氏が春夏秋冬をイメージしていけた花を、花火で再現したスペシャル企画「花・華火」。もう出るのは、ため息だけだ。これは美しかった。ほんとうに素晴らしかった。


 そして、フィナーレ。「マイウェイ」の曲に花火が咲き乱れて、夜空のイリュージョンは幕を閉じたのである。
 真上に打ち上げられる花火は、実に迫力満点だった。でも正直、ちょっと首が痛くなったけど。
 来年は、家でオリオン片手に観ることにしようかな(笑)。 





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