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2008/04/07

ピクニック気分で「アーサー採り」。今年も楽しい季節がやってきた

4月に入ると、沖縄にはとても“楽しい”季節がやってくる。この“楽しい”とは、自然の恵みがピクニック気分で楽しみながら手に入るということである。


 なかでも「アーサー(あおさ=海藻の一種)」と「もずく」採りは、この季節の我が家の楽しみの定番行事だ。「気分転換はやっぱり必要だよね」と自分に極端に甘い僕は、原稿の締め切りがドン詰まっているにもかかわらず、アーサー採りに出かけようと思った。

 新聞を見ると、干潮は12時4分。絶好のアーサー採り日和だ。「よし、原稿は帰ってから一気に書き上げよう!」と強く心に誓って向かった先は、読谷の自然ビーチ。去年は沖縄市泡瀬の海岸だったが、確か読谷にもアーサーはあったな、ぐらいのゆるい気持ちで向かったのだった。

 車を走らせること30分、目指すビーチに到着。なんか前に来た時と景色が違う。駐車場に植えられていた木々が、ばっさりと切られていたのだ。夏には直射日光が避けられるイイ木陰だったのに…。なんでだろう、意味がわからない! 自宅近くの海浜公園でもよく、ここまで丸裸にしなくても!と思うほど、枝をむやみやたらとバッサバッサ切り落としている光景を目にする。なんでウチナーンチュは、あんなふうに木を切るのだろう。木を切ることに限らず、どんなことも、後先のことを深く考えずに、とりあえずやってしまうという気がする。過去から培ってきた「なんくるないさー(なんとかなるさ)」的思考がそうさせるのか。それにしても、この場所の木々は夏場には絶対不可欠なのに。ここまで切らなくてもいいのに。根元から切ってしまった木は、もう決して育つことはないのだから。


 そんなことを思いつつ、干潟へと歩いていった。1週間前、台風のような風の強い日に打ち寄せたのであろう木切れやゴミが海岸線を汚している。あとでゴミ拾いをしながら帰ろう。
 ファルは、沖縄生まれのDNAが騒ぐのか、ビーチに着いた途端にそわそわし始める。そして、干潟でリードを解いてあげた瞬間、一目散に波打ち際へと走りだし、ドッボーン! なんの躊躇もなくダイブする。今日はファルのダイブにも付き合ってあげるとするか。





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