旅・宿・移住

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2008/03/10

HYが母校の小学校で1日講師をつとめたという、ココロあたたまる話

この瞬間、この場所にいて、本当によかったなと思う出来事に立ち会えるのは、幸せなことだ。今週は、最近僕が出逢った、とってもココロあたたまる出来事を紹介したいと思う。


 午前中の授業を終えた子供たちが、階段の上からそわそわしながら職員用の玄関口を見つめている。玄関の先には校門があり、その右横の駐車場へ、たった今着いたばかりのワンボックス車に、子供たちの視線がはりついている。あちこちの教室の窓からもたくさんの熱い視線が駐車場に向けられ、どこかざわざわした空気感が学校全体を覆っていた。職員室でも、それは同じだった。
 うるま市立与那城小学校。新里英之と宮里悠平の母校に、HYはやってきた。
 4年生担当の伊波鉄也先生の提案による、地元・屋慶名出身の著名人を招いて行われる社会科の授業「与那城地域のまちづくり」。〈東屋慶名〉の頭文字をバンド名にするほど、地元を愛してやまないHYが、この日、第1回目のゲストティーチャーとして招かれたのだった。

 久しぶりに訪れた母校を見渡しながら、新里は「変わってないなぁ」と懐かしそうに呟いた。「目線は違うけどね。あの頃は、こんなだったから」と言って、胸のあたりに手をかざす。元気よくパタパタと廊下を走る小学生の頃のヒデが、一瞬浮かんで消えた。
「はーい!」。廊下の先から、小さな子供たちの可愛い声が聞こえてくる。その声につられるように新里が向かった先は、1年生の教室だった。
「授業見てみたいけど、わーっと来ちゃわないかなぁ?」と、新里はちょっと心配顔だ。でも、ちらっと教室をのぞいた途端に、「わっ、可愛いねぇ」と笑顔が広がった。

 ひとあし先に今日の会場「いちごレストラン」に向かう。体育館横のこの建物は、以前は全校生徒で一緒に給食をとっていた場所だと、先ほど比嘉秀雄校長から話を聞いていた。建物に着くと、すぐに今日HYの授業を受ける104人の4年生たちが集まってきた。元気な声、声…。そして生徒たちみんなで、あっという間にテーブルとイスをセット。準備はOK。元気な声に囲まれてやってきたHYと一緒に、まずは給食タイムだ。
 4年生は、みんなで描いたというカラフルなシーサーをプリントしたお揃いのTシャツで集合。一斉に、「いっただきまーす!」
 新里と宮里にとって十数年ぶりの母校での給食は、どんな味がしただろう。懐かしい給食に、ほかのメンバーもきっと小学生時代の自分たちを思い出していたんじゃないかな。緊張気味だった生徒たちも、食事が進むうちに徐々に本領発揮。「お替わりしてもいいよ〜」の伊波先生の言葉に、待ってました!とばかりに突進する。無心な若さっていいな(笑)。
 給食が終わると、生徒の前にはきれいに小さくたたまれた牛乳パックが置かれている。「それ、どうやって折るの?」と聞く許田信介。新里のトレイを見ると、そこにもみんなと同じように折りたたまれた牛乳パックが。これって与那城小の伝統!?





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