旅・宿・移住

2008/02/05

ドイツ編 その2

ビール酒場は、気取りのない雰囲気がキモである。由緒正しい、伝統の老舗。天井高く、店広く、明るい従業員。特に、ビール酒場は便所が、とても大事だ。

まずは古都にして大学の街、ミュンスターである。
さて、この街へはるばる来たのは、PINKUS MULLERピンクス・ミューラーで北ドイツを代表するというアルト・ビールを飲むためだ。
牛街と呼ばれる旧市街。その北端にピンクス・ミューラーがある(土地の人はピンクス・ムレルに近い発音をしていた)。
1816年開業のこの酒場は、数軒の家がつなぎ合わされ、改修されて現在の建物になっている。通りからみると脇の路地にそって長くのびていて、手前に醸造所と搬出入口。その横奥が倉庫。営業中にはかつてビールを運んだ往年のクラシックカーが店前に止まっていて、これが目印にもなっている。となりがメインのレストラン。ダイニングルームはなんと4つもある。そしてさらに奥のバーに続いている。私たちが訪れたのは日曜日の夕刻を回っていたため、レストランは5時にクローズになっていた。そこで、隣のバーのテラスでのむことになった。
最初は最も名高いアルト、HOLLEN BECKER ALT。うーん。素晴らしい。これはドルトムンドとは違うアルトだ。特にフィニッシュがいい。
有機モルトが使用されていて、地下室で数ヶ月貯蔵されている。パンフレットにもTHETRUE ALTと自慢げに表記されている。
よーし、次はMULLER ALT。これもいい。40パーセント小麦が使用されているので、ヴァイツエンの香りがすこしする。
じゃー、つぎはヴァイツエン。うまい。程良い酸味。まさしく夏の味わいだ。メニューの説明を読むとビタミン類が豊富にはいっていて小麦60パーセント、大麦40パーセントの醸造。ボトリングされたものは瓶内でも発酵するという。
しかしピンクスの名物はビールだけじゃない。当初チョコレート屋、パン屋、ビール屋、レストランと5世代に渡って変遷してきただけあって、やはりここではレストランで飲んで食べなければいけないようだ。このウエストファーレン地方の家庭料理もたくさんメニューにでている。また、パンケーキもまたアルトにフルーツとシロップを加えたアルトビアボウルなるものも名物らしい。よーし、明日も行くぜ。





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