旅・宿・移住

2008/04/10

よいホテルの見分け方

いま注目を集める主要ホテルブランドを紹介してきたこのコラムですが、この12回をもちまして最終回となりました。最終回は、私が考えるよいホテルの見分け方、そして、上手なホテルの利用法をご紹介したいと思います。

まったくの私見ですが、よいホテルの条件には、3つあります。

(1)インテリアや雰囲気がすばらしいこと(建築やデザインといったハードウェア)
(2)サービスやオペレーションがプロフェッショナルであること(ソフトウェアとヒューマンウェア)
(3)集まっているお客さんが醸し出す雰囲気がいいこと

この3つです。
(1)はホテルオーナーや建築デザイナーの仕事であり、(2)はホテル運営会社の仕事です。その二つが醸成した結果、(3)が実現できます。ホテルビジネスに進出したばかりの企業がホテルを自社で運営すると、たいてい(1)ばかりに目が行って、(2)がおろそかになり、(3)の実現ができなくなります。こうしたホテルは、文化も生まれず、流行の発信もできず、幼稚なホテルになります。

本当にすばらしいホテルは、ホテルビジネス、ホテル運営を熟知したプロのオーナーと、プロの経営者、サービスマンがいるものなのです。

では、見分け方をご紹介しましょう。
(1)は見た目で分かりますが、(2)は分かりづらいですね。まず、いいホテルのスタッフは、目が生き生きしています。そして、お客さんがロビーでちょっとでも、きょろきょろしていたらすぐに駆け寄ってきて「なにかお探しですか?」と声をかけてくれるものです。そもそもホテルで働く人たちは、人に喜んでもらうことが大好きな人たちばかりなのです。それを存分にさせて上げられているかが、ホテル経営者の力量なのです。よって、ホテルオーナーや経営者が従業員を大事にすれば、お客さんの満足も高まり、ひいては常連客が集まって、いい客層になって、いい雰囲気になるのです。






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