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2008/03/20

ホテルニューオータニ

開業20周年の1984(昭和59)年には、フランスの最高級料理店として名高い「トゥールダルジャン」をホテル内にオープンさせました。「トゥールダルジャン」は、当時ミシュランでずっと三ツ星を獲得し続けていた名店で(2006年に一ツ星となった)、支店を出さないことでも知られていました。そのレストランを極東の地、東京に誘致して内装だけで10億円も投じ絢爛豪華なレストランをつくったのです。鴨料理が名物で、供する鴨すべてに番号をふり、ゲストにはその番号を記念として渡されます。

また、1991年には敷地内にオフィス棟「ガーデンコート」を開業。ホテルを核とした国際都市として大きく飛躍しました。

話は少しそれますが、「ホテル+オフィス」、「街+ホテル」という組み合わせは、大きな意味をもたらすコラボレーションとしてこのころから出始めました。ホテルに付随したオフィスビルは、一般的なオフィスビルよりも家賃収入が格段によく、この不動産収入はホテル企業の大きな収益源になっています。帝国ホテルのインペリアルタワーなども同様の存在意義があるのです。一方、「街+ホテル」という組み合わせでは、例えば、六本木ヒルズや東京ミッドタウン、または汐留のシオサイトなどがありますが、どの再開発エリアにも高級ホテルが存在しています。ホテルが街やビルに入っていると、それだけで街が潤い、ブランド価値が高まり、地価が急騰するというのが大きな理由です。

昨年は「エグゼクティブハウス 禅」を開業して大きな注目を集めました。これは、メインタワーの2フロアを全面改装して作られたホテルインホテルです。スーパーラグジュアリーホテルと銘打って、日本人ならではの五感を刺激するハイエンドの空間とサービスを提供しています。

このように、ホテルニューオータニは時代とともに常に新しい試みをし、バージョンアップし続ける優れたホテル企業であり、東京という巨大なメトロポリタンに潤いを与える珠玉のオアシスなのです。





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