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2008/01/31

ザ・リッツ・カールトン東京

 最上級のサービスを提供するホテル、日本人が最もあこがれるホテル、女性が告白されたいと思うホテル、最もサービス精神を学びたい企業……、こんなフレーズを聞いてだれもが連想するホテル、それは間違いなくザ・リッツ・カールトンではないでしょうか。

 1997年に開業した大阪に続き、昨年3月、ザ・リッツ・カールトン東京が誕生しました。同ホテルは、お客様だけでなく、ホテルマンにとっても憧れの存在で、日本国中から履歴書が殺到しました。給料が下がってもいいからリッツ・カールトンで働きたいといホテルマンも多く、昨年、間違いなく「働いてみたいホテルナンバーワン」の存在でした。
 ホテルの商品は、大きく分けて3つあります。それは、ハード(施設)、ソフト(サービス)、料理です。筆者はザ・リッツ・カールトン東京を訪れ話を聞くたびに、「人間、豊かになればなるほどソフト(サービス)を重視する」ということを実感します。
 正直このホテル、建築デザインはたいしたことありませんしインテリアの斬新さもあまりないです。ホテルに足を踏み入れて、「ワォ!」と思わす声を上げてしまうほどの驚きだってありません。どちらかというとコンサバです。料理も当然きちんとしていますが、生涯記憶に残るほどの味には出合えません。それでも、最低6万8250円の客室は埋まり、一泊5000円のバレーパーキング(エントランスに車を横付けし、キーを刺したままで車を下り、駐車してくれるサービス)代をゲストは当然のように払い、一杯180万円のマティーニ(オリーブの代わりにダイヤモンドが入っている)が売れ、一泊210万円の最高級スイートにウォークインで泊まる人がいるのです(しかも、値切ることなく)。
 これはなぜでしょうか。なぜ、ゲストはこのホテルだけ特別に思うのでしょうか。答えはサービスです。ザ・リッツ・カールトンは、サービスがすごいのです。生涯にわたって買いたいものをすべて買ってもお金を使い切れないほど持っている富豪たちを感動させ、涙を流させるサービスが売りなのです。





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