旅・宿・移住

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2007/10/30

50歳を過ぎたら、海外で遊んで暮したい。では、どこで暮そうか。

「なんだ、結局はイギリスか」と思った。じゃ、北海道だって、いいんじゃないか。
では、行ってみよう、北海道へ。やってみよう、北海道で。


40歳になってからは「退職したら、海外のどこに住んだらいいだろう」と真剣に考えていた。その当時、私は主に英国航空を利用して、年に少なくも6回は、ヨーロッパ、アフリカ、アジアを訪れていた。旅程の関係でロンドン、ヒースロー空港に降りると、最初の頃はロンドン市内に前後に1泊していた。そのうち、車を借りて、ロンドン周辺の短い旅行をするようになった。

そこからだ。なんか違うのだ。私の目指すもの、私が最終的に望む生活はここにあるのではないかと、次第に心境が変化していった。
つまり、イギリスにいることが一番心安らぐという感じ。ウエールズやスコットランドでの緩やかな時間の推移。人間と自然とが共に寄り添うようなライフスタイルへの共感。そうしたイギリスの田園生活が私自身の価値観に次第にピタリと合ってきた。
そうなってから、英国内を北から南まで車で回ってみると、イギリスの田園は私の理想であるように、やがて思えてきた。

「なんだ、結局はイギリスか」と自分でも思った。意外なことに、とどまるところは英国だったのだ。

そうなったら、「退職後は海外で暮らそう」という計画が一挙に鼻白んでしまったのだ。


なぜなら、私が生まれた北海道の風土は充分に英国的だからだ。特に美瑛周辺の風景は、イングランドと変わらないし、帯広周辺はドイツに良く似ている。

そうか、イギリスなら日本とそんなに変わらない(私の気持ちの中では)。
   イギリスなら老後ずっと暮らさなくてもいい(北海道に似ているし)。
   イギリスなら年に3ヶ月暮らせば充分だ(じゃ、のこりの9ヶ月はどうする?)。

それよりも9ケ月を日本で過ごして、残り3ヶ月を好きな海外で暮らせばいいじゃないかと考えが変わっていった。3ヶ月で少なければ、半年海外で暮らせばいいじゃないかと思ったのである。





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