Navigator :
柳谷 龍
4年間に渡り、「持続的な生活」を目指して自ら土地を求め、紆余曲折の挙げ句、家は完成した。私は家を建てるという行為を通じて美瑛の丘を訪れるたびに「かけがえのない事は何か」と考えた。それは自分自身への回帰であり、自然と共存しようという決意だった。
美瑛の丘に土地を求めて、以来、多くのことを学んだ。例えば、「地球環境に優しく」というお題目のような情緒ではなく、このまま地球の温暖化が進行していけば、この美瑛の…(2008/01/15)
当たり前だが、家は完成するまでは、私たちのモノではない。 家は完成して、住んで始めて私たちのモノになるのだ、と実感せざるを得なかった。(2008/01/08)
「実は不渡りを出すんですよ・・・・・会社が倒産するんです」。 まるで他人ごとのように工務店の社長は話す。トウトウ来たか。ついに来るべきモノが来てしまった、と私は…(2008/01/01)
都会から美瑛への移住者は多い。その理由は、かつての帰省とは異なる形での、「郷愁へと向かう民族大移動」が徐々に静かに深く進行しているからだろうか。モノではなくココ…(2007/12/25)
ストーブは我が家に絶対に、必要不可欠のものであった。自ら割った薪を焚いて暖まるストーブこそ、我が家の中心にあり、核となるものでなければならなかった。(2007/12/18)
このせちがらい時代にオイシイ話はない。この爺さんに、私は行けるとこまで付き合って見ようと思った。安全で失敗のない人生よりも、転んでは起きあがる人生の方が楽しいの…(2007/12/11)
やっとのことで地元の工務店との契約が決まったった。
しかし、頭のどこかで「決定を急ぎすぎたのではないか」という不安は否定できなかった。様々な交渉を進め…(2007/12/04)
かくして、私たちのの目前には、美瑛の丘が、私たち自身の人生としての庭がひろがっていた。夢見た田園への回帰というべき生活は始まりそうだったのだが・・・(2007/11/27)
ついに北海道に土地を買ったのだ。当初は500坪で充分と思っていたが、手にしたのは、10倍以上だ。ちょっとした地主である。広い場所を必要とするのは、どうやらジャガ…(2007/11/20)
好機は動き続けるからこそ、見つけられるものだ。「そこが終点じゃない。その先の一歩だ」という強い気持ちがなければ、まあ、希望する土地はみつからないな、と思う。(2007/11/13)
1|2»