旅・宿・移住

2007/12/06

東京の下町庶民の足〜〜都電

今回紹介する都電(東京都交通局荒川線)は私が最も身近に記憶のある路面電車である。

 私と都電とで一番の思い出はなんといっても、昭和41年(1966)東京の武道館でビートルズの公演があったときである。
私は幸運にも入場券を購入することができた(入場券の一般販売はなく全て抽選)。
実はその公演を聴きに行く時に乗ったのが渋谷駅か出ている10番(渋谷駅前〜須田町)で、九段下電停で下車して武道館に機動隊に守られながら入ったのであった。

              1968年  38番は亀戸車庫前〜 日本橋の路線

 それはともかく、現在の都電は、豊島区・北区・荒川区の三つの区を走っている。路線は早稲田〜三ノ輪橋間でほとんどが専用軌道だが極一部飛鳥山付近のみ併用軌道となっている。
 
 1日乗車券400円を購入して三ノ輪橋電停から乗ることにした。
電停は日光街道から行くとモダンな洋館の写真館がある。実はこれは荒川線の前進の明治44年(1911)に開業した王子電気軌道時代の社屋で昭和2年に建てられ、昭和17年に王子電気軌道は市電に統合された。そんなビルの脇のトンネルのような店舗をぬけると三ノ輪橋電停が正面に現れる。
現在はホーロー看板もある昭和レトロな雰囲気の電停になっている。
ここは路面電車では唯一「関東の駅百選」に入っている。

        三ノ輪橋駅 5月ごろに美しいバラの花が咲く   車両は最新の8500形    

 さて、荒川線は基本的にはほとんどが専用軌道であることはすでに述べた。
実はこのことが現在の荒川線が残った大きな要因だったのである。他の都電は廃止に追い込まれた原因の主たるものは自動車と同じ併用軌道を走っていたからだった。全線を通してその土地ごとの色合いが沿線にはよく出ている。三ノ輪から早稲田までは下町風情のある中小企業の多い地区を走っている。荒川車庫前電停の線路沿いには車庫があり、運転士さんもここで交代することが多い。



 





この記事のトラックバックURL:

特集

何も足さない究極の「原音」に触れる 「知名御多出横」
会員登録プレゼント

新着こだわりコラム

自転車に夢中

2008/11/21 自転車に夢中 ピストでゆ…

大人の男のためのオペラ入門塾

2008/11/21 大人の男のた… 指揮者につ…

ほろ酔い蕎麦屋めぐり

2008/11/20 ほろ酔い蕎麦… 福岡で出会…

文房具に寄す

2008/11/20 文房具に寄す 文房具を撮る

野外はドコデモ隠れ家だ

2008/11/20 野外はドコデ… グルメは歩…