オトコの定番

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2007/08/07

女性バリスタの胸にこの1本! スティピュラ社限定万年筆「ダヴィンチ・フォッコ」

 エスプレッソマシーンに向かって手際よくコーヒーを淹れているのは女性のバリスタだった。真っ白なシャツにタイとベスト。ショートカットの彼女は幸せそうに仕事をしていた。軽快な手さばきで豆を挽き、タンパーで粉を押し固めると、マシーンにセットした。2つの小さなカップにコーヒーが落ち始めた。フローラルの香りが漂うコーヒーを一口飲んでお客様が笑顔で「ありがとう」を伝えてくれた。続いての注文はカプチーノを4杯。2杯は葉っぱを描こう。残りの2杯にはハートを描こう。きっとお客様は喜びの表情を浮かべてくれることだろう。彼女のバックに大好きな歌が流れ始めた…。ミニー・リパートンの『Lovin' You』。

 今週もイタリア製の万年筆を取り上げます。
写真をご覧になってください。この真っ赤なスティックですが、なにに見えますか? 

 実は筆記具なのです。フィレンツェのスティピュラというメーカーの限定万年筆で、名前は「ダヴィンチ・フォッコ」といいます。






 スティピュラでは天才画家レオナルド・ダ・ヴィンチに捧げるモデルとして、「ダヴィンチ」という一風変わった万年筆を生産しています。

 万年筆は、一般的には、キャップをはずして使うものですが、もともとキャップがついていない万年筆なのです。日本のパイロット社でも「キャップレス」というノック式の万年筆を生産していますが、スティピュラの「ダヴィンチ」はノック式でなく「ひねり出す」万年筆です。










 胴軸を回転させると、先端の半月状の扉が開き、ペン先が出てきます。クラシック万年筆に多く見られる「繰り出し式」にも似ています。







 「ダヴィンチ」は、ブラックとクラックアイスの2種類が発売されていますが、生産数が少なかったこともあって、市場にほとんど流通しておらず、一般の人々には知られていません。










 クラックアイスを実際に見て、正直、一目ぼれしました。マーブル模様のレトロな雰囲気の胴軸が大好きなのですが、クラックアイスはいつまでも眺めていたいと思えるほど美しいのです。持ってみるとズシリとした重さを感じます。このズシリと感じる重みが筆記具としての安定感に繋がっているように思いました。






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