モンブランの名品「2桁シリーズ」にまつわる物語 その2 校長先生になった“ヤマケン”は今でも<モンブランNo.22>を御愛用なのだ
私および私の周辺では、<モンブラン No.22>を<ニーニー>と呼ぶ。<ナンバーニジュウニ>とか、<ニジュウニ>とか、<トゥエンティートゥー>とか、<トゥートゥー>とは呼ばない。<モンブラン No.22>は、<ニーニー>か<モンブランニーニー>である。
1960年代に入って、旧146、旧144、142と呼ばれるモデルの生産が中止され、かわりに生産が開始されたのが、<クラシックデザイン・シリーズ>、通称“モンブラン2桁シリーズ”だった。
“モンブラン2桁シリーズ”は、次の4つのカテゴリーに分類され、<モンブラン No.22>は上から2番目のカテゴリーにはいる。
■カテゴリー1【10番台、70番台、80番台、90番台】
“マイスターシュテック”(英語圏ではマスターピース)と称される最高位モデル。ペン先は18金。90番台は、キャップ、ボディーなど金属パーツはすべて純金(14金と18金とがある)の最高級モデル。80番台は真鍮の地金に金張りを施したモデル。70番台は、キャップだけが真鍮の地金に金張りを施したモデルである。
■カテゴリー2【20番台】
実用モデルとして位置づけられており、ペン先は14金。
■カテゴリー3【30番台】
廉価モデルとして位置づけられた。ペン先は14金のはめ込み式か、スチールニブ。キャップがスチール製のものや、ペン先が複写用、速記者用などバリエーションが豊富である。
■カテゴリー4【40番台 通称“モンテローザ”シリーズ】
学生用として生産された。ペン先は14金とスチールがある。50年代のモンテローザとは違い、この時代のモンテローザのキャップはスチール製である。
カテゴリー2の【20番台】に該当する万年筆は3種類ある。
(1)モンブランNo.22 <ニーニー>
(2)モンブランNo.24 <ニーヨン>または<ニジュウヨン>
(3)モンブランNo.23 <ニーサン>または<ニジュウサン>
22と24の違いは、大きさである。24のほうが太く長い。22は小振りなので女性用、24は男性用、と説明されたことがあるが、設計段階から男性用女性用を区別していたのかは定かでない。
23は、22のキャップが金キャップになったモデルで、生産数は多くないらしい。同じサイズの金キャップで72があるが、サイズは同じだが、彫られている模様がまったく違う。この23は、昭和40年代半ばに日本に入ってきたということがわかっているだけで、詳しいことがわからない謎の万年筆である。23については別の機会に稿を改めたいと思っている。
<モンブランNo.22>は、モンブランの万年筆のなかで、私は、最高傑作の一本だと思っている。シンプルなデザインは厭きがこない。小型で軽量。持ったときのバランスが実にいい。ニブの種類も実に豊富で、極細字から極々太字まで、斜体用やクーゲル仕様も含めると、約18種類のペン先が生産されていた。
インクは吸入式。お尻をひねってインクを出し入れする方式だ。あまり見ないがカートリッジ式のモデルもある。
<モンブランNo.22>は、大量生産されたのだろう。インターネットオークションでよく出品される。アンティーク万年筆店にはかならず置いてあるはずである。値段も手頃だ。未使用新品元箱付でなければ、5千円から3万円ぐらいで手に入るだろう。価格に幅があるのは、ボディーの色で値段が随分と変わるのである。なんといってブラックが一番安い。エンジ色やグレーは高い。グリーンが一番人気だろうか。
残念ことは、生産されてすでに40年も経っている万年筆なので、経年変化のためか、首軸が輪切りに破損してしまったり、キャップにひびがはいってしまったりするケースが増えている。ハズレることもあるが、当たれば、こんなに書きやすい万年筆はないと驚かれるに違いない。
“モンブラン2桁シリーズ”は、次の4つのカテゴリーに分類され、<モンブラン No.22>は上から2番目のカテゴリーにはいる。
■カテゴリー1【10番台、70番台、80番台、90番台】
“マイスターシュテック”(英語圏ではマスターピース)と称される最高位モデル。ペン先は18金。90番台は、キャップ、ボディーなど金属パーツはすべて純金(14金と18金とがある)の最高級モデル。80番台は真鍮の地金に金張りを施したモデル。70番台は、キャップだけが真鍮の地金に金張りを施したモデルである。
■カテゴリー2【20番台】
実用モデルとして位置づけられており、ペン先は14金。
■カテゴリー3【30番台】
廉価モデルとして位置づけられた。ペン先は14金のはめ込み式か、スチールニブ。キャップがスチール製のものや、ペン先が複写用、速記者用などバリエーションが豊富である。
■カテゴリー4【40番台 通称“モンテローザ”シリーズ】
学生用として生産された。ペン先は14金とスチールがある。50年代のモンテローザとは違い、この時代のモンテローザのキャップはスチール製である。
カテゴリー2の【20番台】に該当する万年筆は3種類ある。
(1)モンブランNo.22 <ニーニー>
(2)モンブランNo.24 <ニーヨン>または<ニジュウヨン>
(3)モンブランNo.23 <ニーサン>または<ニジュウサン>
22と24の違いは、大きさである。24のほうが太く長い。22は小振りなので女性用、24は男性用、と説明されたことがあるが、設計段階から男性用女性用を区別していたのかは定かでない。
23は、22のキャップが金キャップになったモデルで、生産数は多くないらしい。同じサイズの金キャップで72があるが、サイズは同じだが、彫られている模様がまったく違う。この23は、昭和40年代半ばに日本に入ってきたということがわかっているだけで、詳しいことがわからない謎の万年筆である。23については別の機会に稿を改めたいと思っている。
<モンブランNo.22>は、モンブランの万年筆のなかで、私は、最高傑作の一本だと思っている。シンプルなデザインは厭きがこない。小型で軽量。持ったときのバランスが実にいい。ニブの種類も実に豊富で、極細字から極々太字まで、斜体用やクーゲル仕様も含めると、約18種類のペン先が生産されていた。 インクは吸入式。お尻をひねってインクを出し入れする方式だ。あまり見ないがカートリッジ式のモデルもある。
<モンブランNo.22>は、大量生産されたのだろう。インターネットオークションでよく出品される。アンティーク万年筆店にはかならず置いてあるはずである。値段も手頃だ。未使用新品元箱付でなければ、5千円から3万円ぐらいで手に入るだろう。価格に幅があるのは、ボディーの色で値段が随分と変わるのである。なんといってブラックが一番安い。エンジ色やグレーは高い。グリーンが一番人気だろうか。
残念ことは、生産されてすでに40年も経っている万年筆なので、経年変化のためか、首軸が輪切りに破損してしまったり、キャップにひびがはいってしまったりするケースが増えている。ハズレることもあるが、当たれば、こんなに書きやすい万年筆はないと驚かれるに違いない。 





