オトコの定番

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2008/02/07

たかがボールペン…。されどボールペン…。ほしくなるミニボールペン!

「4本目は、かなりお高いボールペンですが、カランダッシュの『エクリドールXSクチュール』(税込68,250円)です」
「うあぁ、きれいなボールペンだ!」
 私は思わずつぶやいてしまった。
「豪華で、美しい、クチュールです。ピンクゴールドでプレーティングされていて、キラキラと光っているのは、スワフロスキーのクリスタルです。13個のクリスタルストーンが贅沢にあしらわれています」
なんともまぁ、美しいボールペンだ。スワロフスキーの光り輝くつぶつぶに心惹かれてしまう。クリスタルストーンを保護するために、このボールペンには、ベロアのポーチまで付いてくるという。書き味は、折り紙つき。なんてったってカランダッシュだからナ。



「5本目が、ヤード・オ・レッドの『エスプリ』(税込52,500円)です」
「イギリスのブランドがフランス語の名前を付けるなんて、ちょっと意外だなぁ」
「デザインは19世紀風にまとめています。純銀製のボールペンですが、指ではさむボディの半分は、繊細な銀彫りをしたのちラッカー仕上げをしています」
「美しいダイヤモンド文様だね。もった感じではこの中ではもっとも重厚な感じがするね」
「スターリングシルバーならではの程良い重量感があるからだと思います。ホワイトの他に、イエロー、ピンク、ブルー、パープル、グリーン、ブラックなどがあります」
 初めてヤード・オ・レッドのボールペンを書いてみたが、書き心地の良さに驚いた。カランダッシュの書き心地がいいのは有名だが、ヤード・オ・レッドの書き心地もそれに劣らない。指ではさんだときの感触も実にすばらしい。











「最後に、ラミーの『ピコ』(税込7,875円)をおすすめします。クリップがなく、手帖に取り付けてお使いになれないので、番外編っていったところですが、大変人気がある『ピコ』シリーズに限定色が登場しましたので、ご紹介します」
「どうやって使うの?」
「伸縮式です。ボディを深くノックするとペンの先端部が現れ、それと同時にボディの後端が一気に延伸します。使わない時は、リップ・スティックのようなので人気があります」
「どれどれ。あ、ほんとうだ」
 ノックした瞬間、2センチほどボディが長くなるので、筆記がしやすくなるのだった。これはよく考えられている。クリップがない代わりに、「LAMY」のロゴを刻印した小型のプレートがついており、これがペンの転がりを防止するという。Franco Clivio(フランコ・クリヴィオ)というヨーロッパで大変有名なプロダクトデザイナーがデザインをしている。機能だけでなく、機能美を徹底的に追求しているところは、ラミーの真骨頂だ。世界特許を取得しているこのボールペンに惹かれる人が多いのはわかる気がした。


さて、この6本の中から、次の3本を妙子チャンにおすすめすることにした。
   第3位 ジャン・ピエール・レピーヌ『ミニインディゴ』
   第2位 ヤード・オ・レッド『エスプリ』
   第1位 カランダッシュ『エクリドールXSクチュール』
 書き心地の素晴らしさと、デザインの秀逸さで、ヤード・オ・レッドの『エスプリ』とカランダッシュの『エクリドールXSクチュール』は甲乙つけがたかった。しかし、ピンクゴールドに小粒のクリスタルがきらめく美しさは他に類例がなく、持ち歩くのには贅沢過ぎるようにも感じるけれど、本当はモノを大切にする妙子チャンなら心配は要らないな、とカランダッシュ『エクリドールXSクチュール』を第1位に選んだ。


 妙子チャンには、上記の3本をすすめたけれど、『男の隠れ家オンライン』をご愛読の皆さん、特に男性の方には、ファーバーカステルの『ポケットペン』をぜひ一度手にとってみてほしいと思います。クリップの感触をぜひお試しあれ。春風が吹くころ、ワイシャツのポケットにさりげなく挿しておくのは、ことのほかオシャレに思うのだけれど…。『男の隠れ家オンライン』の読者がお召しになるようなシャツには胸ポケットなんかないかもしれないけれど…。

取材協力:Pen Boutique 書斎館 Aoyama
http://www.shosaikan.co.jp/








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