オトコの定番

2007/12/27

万年筆があって、幸せな一年でした。みなさん、ありぃがっとぉ!

 思えば、風邪をこじらし、最悪のコンディションのなかで新年を迎えたのだった。いのしし年。猪突猛進を誓ったのに、出鼻をくじかれた。蹴つまずいた。万年筆とわたしのこの1年を振り返ってみます。

撮影は、1月25日からスタートした。2月第2週には撮影は終わったが、カメラマンの北郷仁さんが撮影した写真数は3万カットを超えた。撮影が終了した時点で、4月初旬の出版を予定していたのだが、レイアウトやデザインがうまくいかず、出版が5か月も延びたのだった。編集担当である私の能力が不足稚拙だったせいだ。



2月
2月28日に『男の隠れ家オンライン』がスタート。はじめのうちは、週1の連載の厳しさを知らないが故に、気分はノリノリ、絶好調だったのだけれど、書く→アップロードする→反響を知る。書く→アップロードする→反響を知る。この繰り返しが、あっという間に繰り返されて、これまでの人生の中で、1週間の時間経過がもっとも速く感じられた1年だった。皆さんに御支持いただいて御好評の本記事も、今週で第43回目の更新となります。ありぃがっとぉ!



3月、4月
15歳の時からお世話になっている万年筆専門店金ペン堂の古矢健二さんが入院。腰部の、レントゲンやMRIでは隠れていて映らない場所を骨折していたのだった。4月に行われた手術は成功し、寝返りをうつことや、立ち上ること、立っていること、歩くことはほとんどできるように回復されたが、まだ完全ではないので、鍼灸療法と理学療法によるリハビリに励んでいらっしゃる。万年筆の調整は、これまでは閉店後、シャッターを降ろしてから深夜まで店でおやりになっていたそうだが、最近は、御自宅でたっぷり時間をかけながらやっておいでのようだ。お店に立っている息子さんから、調整のダメ出しがでることもあるようで、父子二人三脚が功を奏して、金ペン堂の万年筆はますます書きやすくなっている。



5月
稲垣吾郎主演の『魔法の万年筆』を鑑賞。登場人物が全員万年筆のブランド名というのには苦笑いした。稲垣クンが書斎館で万年筆を買っているところを目撃した人がいたので、何を買ったのか、スタッフに訊ねてみたが、オフィシャルでもプライベートでも。表も裏も。オンもオフも。どうしても教えてもらえなかった。さすがは書斎館。こういう徹底した対応が芸能人御用達の店になった理由だろう。ちなみに、稲垣吾郎様宛で『ペン!ペン!ペン!ファウンテンペン!』を御恵送したのだけれど、残念ながら、それっきり…。読んでくれたかなぁ。



6月
NHK教育テレビジョンの『美の壺』で万年筆が特集された。さすがは天下のNHK。反響がすごかった。わが家は母が自宅で鍼灸院を開業しているのだけれど、治療にお見えになる多くの患者さんから、みたわよぉ、万年筆の世界って奥深いのねぇ。万年筆にもいろいろあるのねぇ、などと、それまで、万年筆の「ま」の字も話題にならなかった人たちと、万年筆に関する話で盛り上がったのだった。元旦の朝、2時18分から再放送されるようなので、見逃した方、もう一度ご覧になりたい方がいらっしゃったら、ぜひ。







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