万年筆が似合う著名人は誰か?『ハートライン・プロジェクト 万年筆ベストコーディネイト賞2007』の表彰式が開催されました!
11月8日、『第4回 ハートライン・プロジェクト 万年筆ベストコーディネイト賞2007』の表彰式が開催されました。今年の、最も万年筆が似合う著名人が選ばれ、副賞として万年筆が選ばれました。今週は、受賞者自らが書き記した“受賞の言葉”と副賞として贈られた万年筆をご覧いただきます。
それでは、案内役を。ペンブティック書斎館・青山のマスコット、ニャンちゃんです。 「ニャンちゃーーーーん」
ニャン「お、おは、おはよう、ご、ございます、タルサワさん」 私「ニャンちゃん、眠そうだけど、寝てたの?」
ニャン「だんだん肌寒くなってきたので、丸まっているうちに、つい眠りこけてしまいました。ごめんなさい」
私「せっかくのかわいい顔がクシャクシャになってるよ」
ニャン「えへっ!」
私「今日はね、先日行われた『第4回 ハートライン・プロジェクト 万年筆ベストコーディネイト賞2007』について『男の隠れ家ONLINE』の読者の皆さんにご報告したいと思うんだけど、ニャンちゃん、案内役をお願いできますか」
ニャン「アチャァーまいったなぁー」
私「アチャァーまいったなぁー、って、それ、ボクの口癖だよ。真似てるのかい?」
ニャン「タルサワさんがJ−WAVEのサッシャさんの番組に出演して、この表現を使ったのを聞いたら、なんだか、うつってしまいました…」
私「わはは。あ、そう。ま、いいか。じゃぁ、ニャンちゃん、受賞者を紹介していってくださいな」
日本輸入筆記具協会、日本筆記具工業会、輸入筆記具メーカーおよび国産筆記具メーカー25社では、万年筆が最も似合う著名人を「Heart Line Project 万年筆ベストコーディネイト賞」として毎年選出しています。
ニャン「『ハートライン・プロジェクト 万年筆ベストコーディネイト賞』は、“最も万年筆が似合う著名人”に贈られる賞です。昨年までは、一般投票による“一般選出部門賞”と “選考委員特別賞”とがあったんですが、今年からすこし変ったんです」 私「今年から選考方法が変わったんだネ」
ニャン「新たに“前年度受賞者選出部門”を創設して、昨年度の受賞者に本年度の受賞者を選出していただくことにしました」
私「ハートライン・プロジェクトの『人と人』『心と心』をつなぐ、というプロジェクトのコンセプトを大切にしようということなんだね。で、今年は何名が選ばれたのかな?」
ニャン「今年度は3名の方が選出されました」
受賞者には、賞状とトロフィーの他に、副賞として筆記具メーカー各社の代表者より記念の万年筆が贈呈され、受賞者本人が書き上げた受賞の言葉「大切な人へ贈る“ありがとう”のメッセージ」が紹介されました。
私「それではお一人目は?」 ニャン「本上まなみさん(女優)です」
私「いやぁ、美しい方だねぇ」
ニャン「女優としてだけでなく、エッセーの出版や絵本作家として、最近、活躍の場を広げている本上まなみさんを、リリー・フランキーさん(作家・イラストレーター)が選出しました。リリーさんの周辺で、最も万年筆を愛用されている方だそうですよ」
私「贈られた万年筆は?」 ニャン「ウォーターマンのエクセプション・ナイト&デイ・プラチナSTというモデルです」
私「ズシッとくるスタイリッシュな万年筆だね。ソフィスティケートした感じが本上まなみさんにぴったりだね」
ニャン「本上まなみさんの受賞の言葉です。『娘へ。眠りこけているところを見計らってきみの小さな爪を切る。少しずつ大きく丈夫になっていくのが頼もしいよ。この時間はおかんだけの楽しみです。幸せな気持ちにさせてくれてありがとう。』」
私「ウォーターマンの万年筆を使って、育児日記を書いていくのかもしれな
いね」
ニャン「お二人目は、野口健さん(アルピニスト)です」 私「富士山の清掃活動も展開されている登山家だね」
ニャン「はい、そうです。今年の春にチベット側からのエベレスト登頂に成功しました。ネパール、チベットの両方からの登頂成功者として日本人8人目となったアルピニストの野口健さんを衆議院議員の小池百合子さんが選出しました」
私「記者会見の席では、最終アタックの直前、登山家がテントやノートに、もしものときのために、愛する家族や友人に言葉を書き遺す習わしがあることを紹介していたね」
ニャン「次回ヒマラヤへ行く時には、副賞でもらったペリカン・トレド・M700を持って行って登山日誌をお書きになるとおっしゃってました」 私「ヒマラヤでの、ペリカン・トレドの耐冷実験ってことになるのかな。こりゃ、世界初の試みかも。受賞の言葉は?」
ニャン「富士山の清掃活動をしていらっしゃる野口健さんらしく『富士山がだいぶきれいになりました。今年も6000人以上が一緒にゴミを拾ってくれました。富士山もよろこんでいます。ゴミがゼロになるまで拾いつづけます。これからも一緒に頑張りましょう!!そしてありがとう!!』です」
私「ダイナッミックな文字に彼の豪快さが表れているね」

私「それでは前年度受賞者選出部門の最後の方は?」
ニャン「中沢新一さん(多摩美術大学 芸術人類学研究所 所長 教授)です」 私「アカデミックな世界からの選出だね。万年筆を実際にお使いになっていらっしゃる感じがするね」
ニャン「タレントの太田光さんが、昨年御一緒に書籍を出版された御縁で中沢新一教授を選出しました」
私「その本って『憲法九条を世界遺産に』っていう本だね。熱い対論の本でちょっと話題になったね。どんな万年筆が贈られたのかな?」
ニャン「ナミキの螺鈿万年筆“蛍”です。写真ではわかりにくいかもしれませんが、胴軸に羽を広げて飛ぶ蛍の姿が描かれています」
私「きれいな蒔絵だねぇ。太田光さんは『万年筆は不便だから使わないんだ。パソコンを使ってます』なんて言っていたけど、こんな素敵な万年筆をもらったら、案外ニコニコして使い始めてくれるかもしれないね。受賞の言葉は?」 ニャン「『有難う 存在し難いものへの感謝という意味でしょう。存在し易いものには心ひかれることがなく、存在し難いものには助けられて生きてきた気がします。』」
私「ニャンちゃん、意味、わかった?」
ニャン「ありがとう、という言葉の本来の意味に立ち返って、たくさんのありがとうによって今までの人生を送ってきました、っていう意味じゃないでしょうか」
私「ご明察!」






