オトコの定番

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2008/10/30

文房具の「におい」

昔から文房具の「匂い」・「香り」が気になる私です。

このコラムで以前、文房具の匂いについて少しだけ言及したことがあります。私自身、そのことをすっかり忘れていたのですが、先日、男の隠れ家オンライン・編集長より「文房具はどんなにおいがするのでしょう?」と、問いかけのメールをいただきました。そして、「おもしろいところでもセレクトされるものだな、と興味をもってしまいました。」とのお言葉も。それならばと思い、さっそく「匂い」を本日のテーマに持ち込んでみることにしました。

ひごろ使っている製品の匂いについては結構気になるものです。身のまわりの物のほとんどが、程度の大小はあるものの、なんらかの匂いを放っていますよね。文房具も例外ではありません。一番わかりやすいところでは、消しゴム。オーバー40代の人でしたら天然ゴムで出来ている、少しゴムくさーい、それこそ本物の「消しゴム」の匂いを憶えておられることでしょう。

その後、まもなくのうちに広まった「プラスチック字消し」を手にした時には、字消しそのものの性能だけではなく、臭くない素材がとても嬉しかったことを思い出します。普通のプラスチック字消しの登場とほぼ時を同じくして現れたのが香り付きのプラスチック字消しでした。フルーツやお菓子系の甘い香り。けれどもあなどるかなれ、これがよく消せるのです。一般品よりも使いやすいからとクラスの多くの子供達が愛用していて、筆箱の中がイイ匂いになっていたものです。

シュリンクパッケージを開くと、海外製品の匂いが。

普通のプラスチック字消しでも、メーカーや銘柄によって微妙に違う匂いを持っています。各社、性能は似てきていますので、最終的に素材の匂いで選ぶこともあります。

筆記具類では、「思い出系」ならば油性ペンの匂いを挙げます。模造紙等にクキクキと文字を書く際に出る、あの揮発性の強い匂いが教室の風景とセットになって記憶に残ります。鉛筆は木軸の種類によって香りの強いものがあります。また、外側の塗装部分の匂いも負けていません。鉛筆削り器の削りカス入れを開けたときに立ち昇る、これらの強い香りに気付き、鉛筆を削っていることを実感するものです。

万年筆ですと、たとえばエボナイトの軸はゴムを薬剤で硬化させたものですから、特有の匂いを出す事があります。あまり気付かないですが、普通のボールペンでもインクに匂いを持っているものを時々見かけます。





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