オトコの定番

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2008/07/03

文房具界隈の移ろい(中編)

 それでは、本日もお品をひとつ。なぜかホッとする製品。一週間前に登場したばかりです。

COBUつばめジョッター ふかん
「COBU つばめジョッター」

本当に欲しいモノを自分たちの手で生み出そうと活動中の集団:「Thinking Power Project」の手によるノート:「Thinking Power Notebook」は、大学ノートの銘柄「つばめノート」をベースにしていながら、短辺綴じの横開きや、表紙の絵柄を独自のものに差し替える等、オリジナルからの大幅な変更を加えた仕様が好評で、5月の発売直後から大きなヒットとなっている製品です。そのノート(A5判)を手持ちで使用するのに便利な筆記用のボードとして、「COBU」のブランドで知られている東京の革小物メーカー「小泉製作所」が作ったのが、この「COBU つばめジョッター」なのです。

木目が美しくやさしい手触りの「たもの木合板」をベースに、明るいカラーの本革を背面全面および手指のかかる部分に配した作りは、使う人の気持ちを穏やかにしてくれそう。クリップ類を使わず、ゴムバンドや革のストラップでノートを固定する仕組みは、数多くのスケッチや試作の結果生み出されたもので、「Thinking Power Notebook」をストレス無く使うことをめざしています。

COBU つばめジョッター 背面ふかん
全面本革の背面
(フォルダ状になっていて、切り取ったノートのページを収納可能)

クラフト製品風の見た目は、かたいビジネス系の製品を好まれる皆様にはピンと来ないかもしれません。でも、ノートの小型化とこうしたボード類との関わりは今後見逃せないものだと私は考えています。ノートは小型になると持ち運びが楽な反面、出先での筆記のしやすさが課題となります。特にA5判のノートには、ボード代わりとなる厚い背表紙を持った製品は少なく、ノート以外の部分でユーザーが工夫をする必要があります。今回、このCOBUつばめジョッターは「優しい外観」を伴って登場したわけですが、A5ノートとボードという、ノート活用の将来への重要な関係を具現化した例として、エポックメイキングな存在と、私は見ています。
 
・Thinking Power Notebook の販売元「リュウド株式会社」の公式サイト
・小泉製作所の公式サイト



 
【文房具に寄す】 これまでの記事
文房具界隈の移ろい(前編) (2008/06/26)
文房具の「好き」を明確に (2008/06/19)
「文房具に寄す」スタートします。 (2008/06/12)







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