「文房具に寄す」スタートします。
では、私は、これらの中でどのあたりに「居る」のかと言いますと、、うーん、難しいです。以前は見た目と使い心地の良い製品をテーマにして、文房具をひとつずつご紹介することをめざしていたのですが、これまでの文房具の流れを見ますと、長期間継続して作られる(または流通される)製品はそう多くはなく、ほとんどは入れ替わりされてしまいます。
例えば十数年前の文具雑誌を見ますと、当時掲載されていた製品で今も販売が継続されているものはわずかでした。幸いに販売が継続されている物であっても、日本ではいっときの流行で終わってしまう事もあり、場合によっては製品自体のクオリティが下がって当時の評価とは不一致になってしまう場合もあります。
ですので製品紹介(バイヤーズガイド)をするよりも、「文房具のとらえかた」とか「文房具の良いとはどういうこと?」といった、ベーシックな部分や考えかたをお伝えするべきではないかと、悩みながら進めている状況にあります。また、モノだけではなく、しだいにヒトに興味が移りつつもあって、文房具に関わる人達との出会いも楽しんでいるこのごろです。
このため、本コラムでは間口を広げたタイトルにしていただきました。文房具に思いを寄せて、その周囲のことも交えてお話を。そんな気持ちです。まずは、文房具という言葉にピンと来たかたに、お立ち寄りをいただけたらと思います。よろしくお願いします。
せっかくなので最後にモノをひとつ。

1本の軸にボールペン3色とペンシル1本が収容された「多機能ペン」です。ドイツの銘柄。恐らく30年近く前のもので、もちろん現在は販売されていません。ワンボタン式で、軸側面の色表示を見ながら押すと自動的にその色の筆記具が出てくる、いまやお馴染みの仕組みが、この頃すでに完成されていたということが分かります。さらに驚くのは、ペンシルの芯が「回転繰り出し式」で出てくるところです。軸後端のノックボタンを回せば、芯が少しずつ出てまいります。当時まだノック繰り出し式のシャープペンシルが普及していなかったのでしょうか。
それにしても、複雑な多機能ペンの中身に回転繰り出しとは恐れ入ります。鉛筆も万年筆もボールペンも、すべてはその当時の最新の技術によって生まれてまいりました。新しい事へ挑戦する心は筆記具や文房具が背負った宿命なのかもしれません。新しいモノを生み出すメーカーとその功績は、私としても、今後フォローをしてまいりたいと思います。
例えば十数年前の文具雑誌を見ますと、当時掲載されていた製品で今も販売が継続されているものはわずかでした。幸いに販売が継続されている物であっても、日本ではいっときの流行で終わってしまう事もあり、場合によっては製品自体のクオリティが下がって当時の評価とは不一致になってしまう場合もあります。
ですので製品紹介(バイヤーズガイド)をするよりも、「文房具のとらえかた」とか「文房具の良いとはどういうこと?」といった、ベーシックな部分や考えかたをお伝えするべきではないかと、悩みながら進めている状況にあります。また、モノだけではなく、しだいにヒトに興味が移りつつもあって、文房具に関わる人達との出会いも楽しんでいるこのごろです。
このため、本コラムでは間口を広げたタイトルにしていただきました。文房具に思いを寄せて、その周囲のことも交えてお話を。そんな気持ちです。まずは、文房具という言葉にピンと来たかたに、お立ち寄りをいただけたらと思います。よろしくお願いします。
せっかくなので最後にモノをひとつ。

1本の軸にボールペン3色とペンシル1本が収容された「多機能ペン」です。ドイツの銘柄。恐らく30年近く前のもので、もちろん現在は販売されていません。ワンボタン式で、軸側面の色表示を見ながら押すと自動的にその色の筆記具が出てくる、いまやお馴染みの仕組みが、この頃すでに完成されていたということが分かります。さらに驚くのは、ペンシルの芯が「回転繰り出し式」で出てくるところです。軸後端のノックボタンを回せば、芯が少しずつ出てまいります。当時まだノック繰り出し式のシャープペンシルが普及していなかったのでしょうか。
それにしても、複雑な多機能ペンの中身に回転繰り出しとは恐れ入ります。鉛筆も万年筆もボールペンも、すべてはその当時の最新の技術によって生まれてまいりました。新しい事へ挑戦する心は筆記具や文房具が背負った宿命なのかもしれません。新しいモノを生み出すメーカーとその功績は、私としても、今後フォローをしてまいりたいと思います。






