オトコの定番

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2007/12/25

バイシクル・ショップで出会ったクラシカルなトラック・ジャケット。

 今回のトラック・ジャケットは、僕が思うアウティング・セーターの定義に照らし合わせると、ゲージが細くバルキーとはいいがたいので、異端となるのかもしれない。しかし、こうしたアクティブなスポーツ・ウェアとしてのセーターを探索することは、アウティング・セーターのお楽しみの一つであり、大切にしたいキーワードだと思っている。

例えば、10年程前に手に入れた、「ダニエル・クレミュー」のメリヤス編みのボタン・フロント・ハイネック・セーターは、そのキーワードに準じてセレクトしたものだ。こいつはファッション用語でいうところの「オールド・チアリーダー・セーター」あるいは「ジョー・カレッジ・セーター」と呼ばれるスクール・セーターの特徴を持っている。身頃のボールド・ストライプがその典型的なスタイルを継承しているからだ。また、このスタイルは、20年代から40年代の様々なスポーツシーン、例えばメジャーリーグのフィールドやフットボールのピッチで、選手やコーチのグランドコートとしても登場する。

 「MAGLIFICIO DE MARCHI」のトラック・ジャケットには、50年代初頭のサイクリングに関わる写真をあしらった印象深いカタログが付いて来る。そしてその中に、ボールド・ストライプのセーターを着込んだロードレーサーの姿が紹介されている。 この写真にしばし見入った僕はほくそ笑んだね。なぜって、これからは「ダニエル・クレミュー」のボタン・フロント・ハイネック・セーターをサイクリストのマインドで着込む楽しさを思い付かせてくれたからだ。未だ車種を決めかねているクロス・バイクだが、このセーターが似合うことも考慮するべきか。いやいや、最近、触手が伸び始めている、ドロップハンドルのミニベロもすてがたい。いやはや悩みはつきないこの頃ではある。





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