自宅は時計工房?世界にひとつの本格腕時計を作る
スイスの時計ブランドと同じパーツで、オリジナルの腕時計作りを愉しんでいます。
機械式のメカニズムに興味を持った当初は、壊れた時計を分解したり、メンテナンスをしていましたが、いつの間にやら時計が作れてしまうくらいの部品と工具に囲まれていたのです。

大人の趣味の流行で、様々なキットや習い事を見かけるようになりましたが、機械式時計となるとやはり難しいようです。腕時計は男のこだわりのアイテム、自分好みのディテールやパーツで本格的なモノを作ることができたらと考えていました。
そもそも、時計部品は古くから規格化されていて、スイスの時計産業がイギリスやフランスに部品を輸出したり分業制による効率化で発展してきた歴史があります。自動車業界がエンジンやシャシーを共有するのに似ています。今では、ほとんどのブランドが、ケースやムーブメント、針やガラスに至るまで、専門のサプライヤーに製造してもらっているのです。 そういうわけで、ムーブメントの規格に合うパーツを揃えていけば、なんとか腕時計を組み立てることができるのではないかと思ってしまったわけです。
実用的な時計を作るためには、ムーブメント選びが一番大切です。
これにはスイスETA社製が最適です。多くの時計ブランドに採用されているので信頼性が高く、サイズに合う針や文字盤、ケースを探すのが容易だからです。それにゼンマイのトルクが高いので素人でも精度を調整しやすいのです。
写真の手巻き式のムーブメントはアメリカのパーツショップから購入しました。サーチナというメーカーに卸されたETAのデッドストックで、仕上げが綺麗な良品です。1969年のクォーツショック以降、時計メーカーはことごとく在庫を抱えたまま廃業したので、このような掘り出し物に出会えることがあります。 これを使って、ミリタリーテイストの腕時計を作ってみました。





