20世紀が生んだ最高のクロノグラフ
最高のスペックの腕時計を探して、たどり着いたゼニスの「クロノマスター」。エルプリメロという高性能クロノグラフを搭載しています。この端正な佇まいは、今のゼニスのアバンギャルド路線からは想像できないかもしれませんが、少し前の品行方正なスタイルも人気です。

エルプリメロは世界で唯一、10分の1秒を計測できる機械式のクロノグラフです。
0.1秒なんて普通じゃないかと思われるかもしれませんが、実は機械式時計はそんなに細かく時を刻むことはできません。 時計の心臓部ではテンプと呼ばれる輪が高速でスイングしていて、1回振れるごとに歯車が一歯進んで針が小刻みに進みます。一般的な腕時計は1秒間に8回振動するので、秒針は1秒を8刻みでチチチチッと進むのです。となると、8分の1秒、0.125秒単位でしか計測できないということです。

ところが、秒5振動や6振動の腕時計が普通だった1969年、ゼニスは1秒間に10振動のメカニズムを実現し、0.1秒の計測を可能にしました。 そこで、このムーブメントに「エル・プリメロ」という名が与えられたのです。スペイン語で最初、第一級という意味です。
アンティーク好きな私が珍しく手を出してしまった逸品です。





