コアな愛好家に支持されるアンジェラス
一方、もう一つのクロノグラフは小型化にこだわったモデルです。デザインはまったく同じですが、ひとまわり小さいケースサイズは、先ほどのクロノグラフの機械と同じ大きさです。

中のムーブメントはさすがに重厚なアンジェラスは影を潜め、極限まで薄く小さく収めた印象を受けます。しかし、メカニズムに手抜かりはなく、コラムホイールはキャリングアームといった大型クロノグラフと同じ設計を踏襲し、繊細な小型ムーブメントの周囲を真鍮製のリングでしっかりと保護しています。機械自体の直径はわずか26.6ミリ。クロノグラフの機械といえば30ミリ前後が当たり前の時代、このたった数ミリには大きな技術の違いがあるのです。

ロレックスといえばサブマリーナー、デイトジャスト、オメガといえばスピードマスター、ジャガー・ルクルトにはレベルソといった代表的モデルが既に名を馳せていた当時、アンジェラスにはこれといってシリーズやラインが存在しません。メーカー銘を文字盤にプリントしただけの昔ながらのシンプルな時計ばかりです。しかし、時計本来の時を刻む心臓部には徹底的にこだわり、自社で製造することを守り通した実直で職人気質なメーカーだったのです。
旅行に持ち運べる折りたたみ式のトラベルクロック(前ページの小さい写真)ひとつとってもみても、中のムーブメントには説明不要な圧倒的なクオリティの高さを見ることができるのです。

中のムーブメントはさすがに重厚なアンジェラスは影を潜め、極限まで薄く小さく収めた印象を受けます。しかし、メカニズムに手抜かりはなく、コラムホイールはキャリングアームといった大型クロノグラフと同じ設計を踏襲し、繊細な小型ムーブメントの周囲を真鍮製のリングでしっかりと保護しています。機械自体の直径はわずか26.6ミリ。クロノグラフの機械といえば30ミリ前後が当たり前の時代、このたった数ミリには大きな技術の違いがあるのです。

ロレックスといえばサブマリーナー、デイトジャスト、オメガといえばスピードマスター、ジャガー・ルクルトにはレベルソといった代表的モデルが既に名を馳せていた当時、アンジェラスにはこれといってシリーズやラインが存在しません。メーカー銘を文字盤にプリントしただけの昔ながらのシンプルな時計ばかりです。しかし、時計本来の時を刻む心臓部には徹底的にこだわり、自社で製造することを守り通した実直で職人気質なメーカーだったのです。
旅行に持ち運べる折りたたみ式のトラベルクロック(前ページの小さい写真)ひとつとってもみても、中のムーブメントには説明不要な圧倒的なクオリティの高さを見ることができるのです。





