オトコの定番

Column Title : 

  •  PR  
  •  PR  [最新特集]モンブラン 書斎に存在を許された万年筆
2008/05/08

ユニークな8日巻き腕時計、ヘブドマス

前回に引き続きインパクトのある時計を紹介します。懐中時計を思わせるルックスが独特なヘブドマスの8日巻き腕時計です。

ヘブドマス 8 Days
聞きなれないヘブドマスという名前。今から120年前、8日間動き続ける世界初の懐中時計を世に送り出したメーカーです。「ヘブドマダ」がギリシャ語で「1週間」を意味するように、このムーブメントの商標が、そのまま社名となったのではないかと思います。かのオメガも、1894年に開発した究極のベースキャリバーをギリシャ語の最後の文字「オメガ」と名づけ、それがそのまま現在の社名となったのです。

ヘブドマスの8日巻きムーブメントは、その後、約100年もの間、製造され続けましたが、残念なことに90年代に製造中止となりました。この腕時計は、その歴史的ムーブメントの貴重なストックを使って、古典的な懐中時計のイメージをそのままに腕時計として蘇らせたものです。

ユニークな文字盤
古めかしいルックスは、腕時計というよりも工芸品として見る者の目を愉しませてくれます。

アシンメトリーの文字板には、珍しい琺瑯(ほうろう)が用いられています。琺瑯とはガラス質の上薬を焼成したもので、手間がかかる上に製造も難しいため、今ではほとんど見かけなくなった伝統技法です。左側には、時計の心臓部のテンプが見え、両側のブリッジには緻密なエングレービング(彫刻)が施されています。温かみのある白い文字盤に実に良く映えます。オニオン型のリューズやレザーストラップを固定するヒンジも、こうした古典的な魅力を一層引き立ててくれています。

このようにムーブメントの一部が表から見えるのは、今では珍しくないどころか、機械を見せるという安易なデザインの常套手段となっています。しかし、ヘブドマスがテンプを前面に配置したのには理由があります。





この記事のトラックバックURL:

特集

Monblanc 書斎に存在を許された万年筆
会員登録プレゼント

新着こだわりコラム

自転車に夢中

2008/07/04 自転車に夢中 いつか見た…

大人の男のためのオペラ入門塾

2008/07/04 大人の男のた… テューリン…

野外はドコデモ隠れ家だ

2008/07/03 野外はドコデ… 機能的なキ…

文房具に寄す

2008/07/03 文房具に寄す 文房具界隈…

機械式腕時計の愉悦

2008/07/02 機械式腕時計… レトロなシ…