ユニバーサル・ジュネーブ往年のクロノグラフ
ちなみに、機械式クロノグラフに馴染みがない人にとっては、時計が壊れているのではないかと心配になるそうです。ゼンマイをいくら巻いてもセンターの針が動かないからですが、クロノグラフの場合、秒針は、9時の位置にある小さい針なのです。
リューズの上のプッシュボタンをカチッと押せば、秒単位(second)をカウントするセンターの針がスーッと動き始めます。同時に、3時の位置の針は分(minute)をカウントし、6時の位置の針は時間(hour)をカウントしてくれます。

「コンパックス」とは、このように秒、分、時間の3つをカウントできるモデルのことですが、今回のクロノグラフは同タイプながら文字盤にその銘がありません。贅沢な18金無垢ケースを使ったドレスウォッチのためか、コンパックスが登場する以前の古いモデルなのかもしれません。
40年代のヴィンテージながら、再研磨された18金無垢ケースは美しい輝きを放ち、金メッキされた細長いリーフ型の針は、先端が文字盤側に微妙に曲げてあって、優美な雰囲気を与えています。一方、他の針は白文字盤に映える深い青色ですが、これは、金属を焼き入れして深い青みを帯びさせるブルースチールと呼ばれる伝統技法なのです。
ムーブメントは、ユニバーサルの基幹キャリバー283です。ブリッジに金メッキが施されていますが、パーツの隅々に細かい面取りや装飾はなく、高級な仕上げというわけではありません。とはいえ、この時代のユニバーサルのムーブメントは、他のクロノグラフメーカーのものと比べて、レバーやハンマーが肉厚で頑丈だという評判です。
この基幹キャリバーが、後にユニバーサルの集大成として、ムーンフェイズ(月齢)とトリプルカレンダーを備えた伝説的モデル「トリコンパックス」の誕生へと繋がっていくのです。

70年代に入ると、セイコーが発売したクォーツ腕時計が機械式腕時計を席巻してしまい、ユニバーサルも自社製造から撤退せざるを得なくなります。ところが、2006年、ユニバーサル・ジュネーブは長い不遇の時代から目覚め、往年のマイクロローターを搭載した新しい自動巻きキャリバーを開発。名門復活の兆しが見えてきました。となると、個人的には、もうひとつのお家芸であるクロノグラフについても、新型キャリバーの発表を期待したいところです。
リューズの上のプッシュボタンをカチッと押せば、秒単位(second)をカウントするセンターの針がスーッと動き始めます。同時に、3時の位置の針は分(minute)をカウントし、6時の位置の針は時間(hour)をカウントしてくれます。

「コンパックス」とは、このように秒、分、時間の3つをカウントできるモデルのことですが、今回のクロノグラフは同タイプながら文字盤にその銘がありません。贅沢な18金無垢ケースを使ったドレスウォッチのためか、コンパックスが登場する以前の古いモデルなのかもしれません。
40年代のヴィンテージながら、再研磨された18金無垢ケースは美しい輝きを放ち、金メッキされた細長いリーフ型の針は、先端が文字盤側に微妙に曲げてあって、優美な雰囲気を与えています。一方、他の針は白文字盤に映える深い青色ですが、これは、金属を焼き入れして深い青みを帯びさせるブルースチールと呼ばれる伝統技法なのです。
ムーブメントは、ユニバーサルの基幹キャリバー283です。ブリッジに金メッキが施されていますが、パーツの隅々に細かい面取りや装飾はなく、高級な仕上げというわけではありません。とはいえ、この時代のユニバーサルのムーブメントは、他のクロノグラフメーカーのものと比べて、レバーやハンマーが肉厚で頑丈だという評判です。
この基幹キャリバーが、後にユニバーサルの集大成として、ムーンフェイズ(月齢)とトリプルカレンダーを備えた伝説的モデル「トリコンパックス」の誕生へと繋がっていくのです。

70年代に入ると、セイコーが発売したクォーツ腕時計が機械式腕時計を席巻してしまい、ユニバーサルも自社製造から撤退せざるを得なくなります。ところが、2006年、ユニバーサル・ジュネーブは長い不遇の時代から目覚め、往年のマイクロローターを搭載した新しい自動巻きキャリバーを開発。名門復活の兆しが見えてきました。となると、個人的には、もうひとつのお家芸であるクロノグラフについても、新型キャリバーの発表を期待したいところです。






