トレッキングには高度計搭載のスペシャルウォッチ
1853年創業のレビュー・トーメン社は、腕時計はもとより航空計器のトップブランドとしても有名です。中でも高度計は、コンパクトな登山装備用も展開していて、世界中のアルピニストから絶大な信頼を得ています。そんな登山繋がりもあって、90年代にはトレッキング用の腕時計を多数リリースしていたこともありました。当時は、時計屋よりもむしろ登山用品店で見かけることが多く、高度計の陳列棚の横に簡易方位計やコンパスを搭載した腕時計、ランドマーク・シリーズが並んでいたことを覚えています。その後、ブランド戦略を転換してパイロットウォッチとドレスウォッチに注力するようになりましたが、このエアスピード・アルティメーターはその転換期に開発された限定品です。

中身に目を向けてみると、ムーブメントは手巻き式のETA製薄型キャリバー7001を搭載しています。スポーツモデルながら今どき手巻き式というのも意見がわかれるところですが、高度計を組み込むスペース上の理由はさておき、シンプルな手巻き式は故障が少ないというメリットがあります。ムーブメントの下に配置された高度計は、トーメン・ブランドで実績のあるアネロイド型です。真空の小さいカプセルが外気圧の変化で伸縮する動きを歯車の回転運動に変換した機械式の高度計なのです。
たしかに精度の面では高機能なデジタルウォッチに及ばないことは明らかですが、毎朝ゼンマイを巻き高度補正をするという面倒な習慣を山にまで持ち込んでしまうのが機械式時計愛好家の性分なのです。そうでなくても、時刻と高度・気圧計を同軸に配した画期的な視認性と操作性は使ってみれば確かに素晴らしいもので、精度の差を埋めて余りあるものだと思います。

中身に目を向けてみると、ムーブメントは手巻き式のETA製薄型キャリバー7001を搭載しています。スポーツモデルながら今どき手巻き式というのも意見がわかれるところですが、高度計を組み込むスペース上の理由はさておき、シンプルな手巻き式は故障が少ないというメリットがあります。ムーブメントの下に配置された高度計は、トーメン・ブランドで実績のあるアネロイド型です。真空の小さいカプセルが外気圧の変化で伸縮する動きを歯車の回転運動に変換した機械式の高度計なのです。
たしかに精度の面では高機能なデジタルウォッチに及ばないことは明らかですが、毎朝ゼンマイを巻き高度補正をするという面倒な習慣を山にまで持ち込んでしまうのが機械式時計愛好家の性分なのです。そうでなくても、時刻と高度・気圧計を同軸に配した画期的な視認性と操作性は使ってみれば確かに素晴らしいもので、精度の差を埋めて余りあるものだと思います。






