クロノグラフの名門レマニアのヴィンテージ
ムーブメントは、直径28.9mmのキャリバー28.9CHROです。

伝統的なリーニュ(ライン)換算だと28.9mmは13lignesとなり、キャリバー13CHと呼ばれることもあります。懐中時計用の大型ムーブメントの設計を引きずっているためか、小さなスペースに歯車とレバー類が複雑に配置されていて、目を愉しませてくれます。
歯車を支えているブリッジの受け石には、金のリングがはまっているのが見えます。ゴールドシャトンといって、受け石を交換する時に石の大きさに合わせてブリッジの穴を削らなくても良いという古典的な懐中時計時代の仕様です。プッシュボタンから直結する、力のかかるレバー類は分厚く頑丈そうです。
この小型ムーブメントの開発から10年後の1942年、進化を遂げたキャリバー27CHROが誕生。オメガの"ムーンウォッチ"スピードマスターに搭載され、レマニアの名を世に知らしめることになります。その後、キャリバー1873に置き換わりますが、今でもキャリバー27CHROは少量生産されていて、ブレゲやバシュロン・コンスタンタンタンといった超高級ブランドのクラシカルな限定モデルに採用されることがあります。これも、古き良き時代のメカニカルな美しさを持っているからではないでしょうか。
参考:旧レマニア製ムーブメント一覧

伝統的なリーニュ(ライン)換算だと28.9mmは13lignesとなり、キャリバー13CHと呼ばれることもあります。懐中時計用の大型ムーブメントの設計を引きずっているためか、小さなスペースに歯車とレバー類が複雑に配置されていて、目を愉しませてくれます。
歯車を支えているブリッジの受け石には、金のリングがはまっているのが見えます。ゴールドシャトンといって、受け石を交換する時に石の大きさに合わせてブリッジの穴を削らなくても良いという古典的な懐中時計時代の仕様です。プッシュボタンから直結する、力のかかるレバー類は分厚く頑丈そうです。
この小型ムーブメントの開発から10年後の1942年、進化を遂げたキャリバー27CHROが誕生。オメガの"ムーンウォッチ"スピードマスターに搭載され、レマニアの名を世に知らしめることになります。その後、キャリバー1873に置き換わりますが、今でもキャリバー27CHROは少量生産されていて、ブレゲやバシュロン・コンスタンタンタンといった超高級ブランドのクラシカルな限定モデルに採用されることがあります。これも、古き良き時代のメカニカルな美しさを持っているからではないでしょうか。参考:旧レマニア製ムーブメント一覧
| キャリバー | 種別 | サイズ | 開発 | 現在の供給先 |
| 2310(27CHRO/オメガ321) | 手巻きクロノ | 27.3mm | 1942年 | ブレゲ |
| 1873(オメガ1861) | 手巻きクロノ | 27.3mm | 1968年 | オメガ |
| 1341(1873改) | 自動巻きクロノ | 31.0mm | 1973年 | エベル、ブレゲ |
| 8810(ロンジン990) | 自動巻き三針 | 26.0mm | 1977年 | ブレゲ |






