オトコの定番

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2007/12/19

50周年を迎えたスピードマスターの気になる今後

前回の最後にも書きましたが、オメガは全てのモデルにコーアクシャル脱進機を搭載する構想を掲げています。手巻きの「プロフェッショナル」にも、今年初めてコーアクシャルモデルが登場しました。限定品の「プロフェッショナル・コーアクシャル・50thアニバーサリー・リミテッドシリーズ」です。旧来のレマニア製ではなく、「ブロードアロー」で実績のあるフレデリックピゲ製キャリバーを手巻き式に改良した新しいムーブメントを搭載しています。また、1月に発表された「アワービジョン」には、実に30年ぶりとなるオメガ新開発キャリバーが搭載されており、将来的にはクロノグラフのラインアップも考えられます。

       参考:スピードマスターシリーズ比較
シリーズ サイズ キャリバー ベースムーブメント 巻上 特徴
ブロードアロー 42mm 3303 フレデリックピゲ製1185 自動 高級機
プロフェッショナル 42mm 1861 レマニア製1873 手巻 オリジナル
デイト/デイデイト 39mm 1151 ETA製7750 自動 標準機種
リデュースド 35.5mm 3220 ETA製2894-2 自動 小型

レマニア1873一方のレマニア(正式名:ヌーヴェル・レマニア)は、すでに高級腕時計ブレゲに吸収合併され、トゥールビヨン等の複雑系ムーブメントの開発を手掛けています。サプライヤーとして過去のムーブメントも少量生産していますが、外部への供給は整理縮小していく可能性があります。現に、ミルスペック(軍用規格)準拠のクロノグラフ5100は2002年に製造中止となっています。

そういうわけで、「プロフェッショナル」とともに歴史を刻んできたレマニア製ムーブメントの引退も近いのではないかと危惧しています。クロノグラフの作動精度に定評があるフレデリックピゲに比べて、レマニアの設計が古いことは確かです。とはいえ、手巻き式の腕時計が宇宙で果たした偉業を称えるためにも、この先の50年もキャリバー1861を使い続けることを切に願っています。







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