イギリス時計探訪(2) クロノメーターで7つの海を制した大英帝国
大英帝国の繁栄を支えた優れた航海技術は、高精度なマリンクロノメーターによるものでした。当時の最先端の技術を垣間見ることができるロンドンとグリニッジを訪れます。
ロンドンの顔といえば、テムズ河沿いにそびえるビッグベンです。旧ウエストミンスター宮殿(現在の国会議事堂)の時計塔で、高さ95メートルを誇っています。今年の夏に51年ぶりに修復工事を受けたばかりだそうです。

日本人の私達にも聞きなれた「キーンコーンカーンコーン」というウエストミンスターチャイム。私のヘルムレ掛時計をはじめ、世界各地の時計塔でも採用されているメロディーは、このビッグベンの鐘の音がもとになっているのです。滞在中は、荘厳なチャイムを何度も聞く機会に恵まれました。
ロンドンの拠点には、大英博物館とコヴェントガーデンの間に立地するシスル・ブルームズベリーホテルを選びました。エドワード朝様式(20世紀初頭)のクラシックホテルです。暖炉のあるロビーには、お約束のロングケースクロックが緩やかに時を刻んでいました。
ホテルから数分の大英博物館には、度々足を運びました。時計専用のギャラリーがあり、これまで見てきた塔時計から発達した、室内用の機械式時計の名品の数々を見ることができます。
ゼンマイが発明された初期の置時計は、大きなドラム型で針も一本だけですが、17世紀に振り子式の時計や円テンプが発明されて以降、正確な置時計や小さな懐中時計が現れました。この頃の展示品には、イギリス時計の父と言われるトーマス・トンピオンの名前をよく見かけます。トンピオンに続くジョージ・グラハム、トーマス・マッジらによって、精度の要である脱進機が格段に進歩し、18世紀のイギリスの時計技術は最先端を行っていました。

残念ながら本来の時計ギャラリーはリニューアル中で展示品も少なめでした。2008年に新しいギャラリー(ルーム39)がオープンする予定です。

日本人の私達にも聞きなれた「キーンコーンカーンコーン」というウエストミンスターチャイム。私のヘルムレ掛時計をはじめ、世界各地の時計塔でも採用されているメロディーは、このビッグベンの鐘の音がもとになっているのです。滞在中は、荘厳なチャイムを何度も聞く機会に恵まれました。
ロンドンの拠点には、大英博物館とコヴェントガーデンの間に立地するシスル・ブルームズベリーホテルを選びました。エドワード朝様式(20世紀初頭)のクラシックホテルです。暖炉のあるロビーには、お約束のロングケースクロックが緩やかに時を刻んでいました。
ホテルから数分の大英博物館には、度々足を運びました。時計専用のギャラリーがあり、これまで見てきた塔時計から発達した、室内用の機械式時計の名品の数々を見ることができます。ゼンマイが発明された初期の置時計は、大きなドラム型で針も一本だけですが、17世紀に振り子式の時計や円テンプが発明されて以降、正確な置時計や小さな懐中時計が現れました。この頃の展示品には、イギリス時計の父と言われるトーマス・トンピオンの名前をよく見かけます。トンピオンに続くジョージ・グラハム、トーマス・マッジらによって、精度の要である脱進機が格段に進歩し、18世紀のイギリスの時計技術は最先端を行っていました。

残念ながら本来の時計ギャラリーはリニューアル中で展示品も少なめでした。2008年に新しいギャラリー(ルーム39)がオープンする予定です。





