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2008/08/27

【嗜むための二十六本目 スペイサイド編 タムデュー】

きわだった個性はないが、飽きのこない、食後酒としてスペイサイドを代表する一本。フランス、イタリア、スペインで人気が高い。

1897年創業のタムデュー蒸溜所は、スコットランド北部、全長160キロの大河スペイ川沿い下流地域の、ひらけたエリアにあり、スペイ川の恩恵である、その豊かな水はスコッチウイスキーに独特の特徴を与えている。

その特徴とは、このあたりのピート質の土壌が生み出すもので、花のようなフルーティな香りを持っている。

現在、このスペイサイドには、50以上の蒸溜所が密集しており、この地域は数多くの蒸溜所が集中するスコッチウイスキーの聖地として有名である。

中でも「タムデュー」は、スコットランドでここだけに残る製麦法やスペイサイドで唯一の100%の麦芽自給率で、傑出した存在となっている。

そんな誇り高い蒸溜所で生まれた味わいは、良質な水とこだわりの製法によりたいへん芳醇でスムーズな飲みやすさが特徴だ。

創業者はウィリアム・グラントでエルギンの銀行家でハイランド・ディスティラーズ社の役員でもあった。

タムデュー蒸留所はサラディン式モルティング(精麦)を採用し、当時としては近代的な蒸留所であった。





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