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2008/07/16

【嗜むための二十本目 スペイサイド編 ザ・シングルトン】

往年のモルトウイスキーファンには懐かしい一本だと思う。80年代後半から、主に日本のモルトウイスキーファンの底辺を広げるために製品化されたウイスキーだ。

当初、『シングルトン』と云う名前で、華々しくデビューしたオスロスク蒸留所だが、所有者であるオーナーに恵まれず、一時期は市場から姿を消していた。

というのは1998年親会社のグランド・メトロポリタン・グループとギネスグループが合併し、ディアジオ社が誕生したため、これと同時にシングルトンというブランド名はなくなってしまった。

現在は同社のウイスキー部門であるUDV社(ユナイテッド・ディスティラーズ・アンド・ヴィントナーズ)の系列 に なっている。

(昨年、シングルトン オブ グレンオード12年というブランド名で発売されているモルトウイスキーがあるがこことは蒸留所がまったく違うので混同なされないように)

こちらのシングルトンは今や手に入れるのが難しいが、ネットショップで時々見かける。

まろやかでバランスのいい風味を放ち、それでいてしっかりとしたボディもある、典型的なスペイサイドモルト。

蒸留所は1974年に、ブレンデッドスコッチJ&Bの原酒確保、そして新たなシングルモルトを誕生させる目的で建設された。

まだオープンして30数年しか経っていない、若い蒸留所だが、数々の品評会で他の老舗蒸留所と互角に競い合い、数々の賞を受賞している。






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