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2008/07/09

【嗜むための十九本目 スペイサイド編 オルトモーア】

 オルトモーア蒸留所はキースの北に1896年に建てられ、ベンリネス蒸留所、ダラスドゥー蒸留所を建てたアレクサンダー・エドワードにより建設された。

 1898年にオーバン蒸留所を買収したが、経営が悪化し1923年にジョン・デューワーズ&サンズ社に買収され、さらに、1925年にDCLにまたも買収されてしまった。

 1998年まではUD社の傘下だったが、同年、ギネス社とグランドメトロポリタン社の世紀の大合併によりディアジオ社が誕生し、UD社は、グランドメトロポリタン社傘下のインターナショナル・ディスティラーズ&ヴィントナーズ(IDV)社と合併、以降UDVに社名変更した。

 しかし、その合併は独占禁止法に抵触するとの判断が下され、いくつかのブランドを
売却するよう命じられた。

 これによりデュワーズ社と傘下の4つの蒸留所アバフェルディ、ロイヤルブラックラ、
クレイゲラキ、そしてオルトモーアがバカルディ社に売却された。

 それ以降バカルディ社はオフィシャルボトルを発売していない。が、数年前ようやく新しいオフィシャルとしてのボトリングがリリースされた。

 オルトモーアはブレンディットウイスキーデュワーズの重要な原酒である。

 ブレンダー達の評価は優れて高いのだが、一般の知名度は非常に低い。1990年頃ジョン&ロバート・ハーベイの文字の入ったオフィシャルボトルが発売されたが期間が短く、超レアものとなっている。

 1991年からは、ユナイテッドディスティラリーから花と動物シリーズでリリースされている。ユナイテッドディスティラリー時代には数種類のボトリングが出ている。

オルトモーアの意味はゲール語で「大きな小川?」と、「なんのこっちゃい!」と言いたくなるような意味である。ウ〜ム、良くわからない!

 しかし、味の方は一級品で食前酒として愉しみたい一本だ。カナッペやピンチョスの
オードブルなどがあれば最高だ。

【オルトモーア12年 テイスティングノート】
熟成年数 12年
コメント    スッキリとした味わい。フローラル、ハープぽっさが感
        じられる。味わいが複雑。蜂蜜、ナッツ、等も 感 
       じられる。ドライでスモーキー。
色     淡いイエロー
香り    フローラルでフルーティ、微かにスモーキー
ボディ   ライトボディ
味わい  ナッティで完熟したフルーツのよう。まろやかで次第に
                ドライになる。












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