天鷹酒造蔵元訪問記としぼりたて・生貯蔵酒・生詰酒・ひやおろし
先日、栃木県大田原市の「天鷹」を訪ねた。
平成の大合併がされるまでこの地は湯津上村と呼ばれた場所で、那珂川と箒川が合流する三角州の地形にある。広大な平地を形成し、田園風景の中に民家が散在、「天鷹」もその一角に建っている。
ちょうど大吟醸の「袋吊り」をしている最中で、年柄年中、全国の酒蔵に顔を出している私でさえ、滅多にこの場面に遭遇できるわけではない。
つまり、訪問日、訪問時間がドンピシャだったわけだ。
当然の如く、その滴り落ちる大吟醸の雫をちょいといただいた。
日本酒の凄さ、深味を改めて感じる一瞬である。

「袋吊り」というのは、出来上がった醪を酒袋に詰め、容器を用意し、そこに酒袋で吊るしてポタポタ落ちてくるお酒を集めていく。
ガラスの一斗ビン(一升の10倍)八個ほどに分けられ、その中から熟成具合を想定しながら鑑評会に出品するお酒を選んでいく。
まあ、最高級のお酒ということです。
通常のお酒は当然、こんな作業をしていては生産性が一向に上がらないから、「ヤブタ」と呼ばれる絞り器にかける。
絞り出されてきたお酒が清酒で、残った物が酒粕となる。
ただ、ここでギュウギュウに絞ってしまうと、雑味が多い清酒になってしまう。
品質を維持する為には、ほどほどの絞り方にして止めなければならない。
だから美味しいといわれるお酒は酒粕が多く残る結果になる。
蔵元が「うちの粕歩合35%もあるんだ」と自慢するのはこの事をいっているのである。
今蔵では絞りたてのお酒が続々と出荷されている。
絞ったばかりのお酒をまったく火入れ(加熱殺菌)せずに生酒で出荷したり、いったん貯蔵タンクに入れて1〜2か月静置させ、調熟を待ち、その後、ビン詰めする際に火入れして出荷する生貯蔵酒もある。
また逆に貯蔵タンクに入れる際に火入れを行い、ビン詰め時には火入れしない生詰酒というのもある。
いずれもフレッシュ感があって、それなりに美味しいのだが、個人的にはもう少し長く貯蔵させて、味が丸くなった方のお酒が好きである。
毎年、秋口に出荷されるひやおろし(生詰酒)があるが、これなどは今時分に飲むのが実は美味しい。
酒屋さんの店頭で売れ残っているかのように置かれている「ひやおろし」を買ってくるのである。すべてが美味しい、とは言わないが、99.5%はうまく調熟されていて飲み頃なのだ。
帰り道、那須塩原駅近くの酒屋さんをのぞいたら、「天鷹」のひやおろしがあったので早速入手。
新幹線の中で飲みながら帰路についた。
つまり、訪問日、訪問時間がドンピシャだったわけだ。
当然の如く、その滴り落ちる大吟醸の雫をちょいといただいた。
日本酒の凄さ、深味を改めて感じる一瞬である。

「袋吊り」というのは、出来上がった醪を酒袋に詰め、容器を用意し、そこに酒袋で吊るしてポタポタ落ちてくるお酒を集めていく。
ガラスの一斗ビン(一升の10倍)八個ほどに分けられ、その中から熟成具合を想定しながら鑑評会に出品するお酒を選んでいく。
まあ、最高級のお酒ということです。
通常のお酒は当然、こんな作業をしていては生産性が一向に上がらないから、「ヤブタ」と呼ばれる絞り器にかける。
絞り出されてきたお酒が清酒で、残った物が酒粕となる。
ただ、ここでギュウギュウに絞ってしまうと、雑味が多い清酒になってしまう。
品質を維持する為には、ほどほどの絞り方にして止めなければならない。
だから美味しいといわれるお酒は酒粕が多く残る結果になる。
蔵元が「うちの粕歩合35%もあるんだ」と自慢するのはこの事をいっているのである。
今蔵では絞りたてのお酒が続々と出荷されている。絞ったばかりのお酒をまったく火入れ(加熱殺菌)せずに生酒で出荷したり、いったん貯蔵タンクに入れて1〜2か月静置させ、調熟を待ち、その後、ビン詰めする際に火入れして出荷する生貯蔵酒もある。
また逆に貯蔵タンクに入れる際に火入れを行い、ビン詰め時には火入れしない生詰酒というのもある。
いずれもフレッシュ感があって、それなりに美味しいのだが、個人的にはもう少し長く貯蔵させて、味が丸くなった方のお酒が好きである。
毎年、秋口に出荷されるひやおろし(生詰酒)があるが、これなどは今時分に飲むのが実は美味しい。
酒屋さんの店頭で売れ残っているかのように置かれている「ひやおろし」を買ってくるのである。すべてが美味しい、とは言わないが、99.5%はうまく調熟されていて飲み頃なのだ。
帰り道、那須塩原駅近くの酒屋さんをのぞいたら、「天鷹」のひやおろしがあったので早速入手。
新幹線の中で飲みながら帰路についた。






